今話題の写真家・相馬ドリル作品!最近の相馬のテーマのようなものがありまして、それは表層だけが消費されていくというものに違和感を覚えているのです。女の子にとっては憧れの存在だった“アイドル”に会いにいける時代から、それは“なれる”存在になり、不思議な需要と供給のバランスで、若い女の子に“興味のある”人たちが、彼女たちを受け入れる。もしくは消費していく。決してそうは大っぴらに語られるコトはまずないですが、それはあきらかに性の対象になっている。直接だとタブーだし違法だから、間接的なビジネスが豊かになっていく。その中心なのに空洞化される女の子たちの存在を表現したいのです。