基本の編み方や美しく仕上げるコツが一冊に。
あこがれの器や細工に挑戦しながら竹かご編みの技法が身に付きます
お気に入りの竹工芸をもっとすてきに。
編み方のポイントをわかりやすく紹介します
■竹かごの魅力と竹ひごづくり
編み方の種類・かごの形と種類
道具を知る・竹ひごづくりに挑戦■まずは基本をマスター
四つ目編み…目を均等に美しく
六つ目編み…側面の立ち上げ
網代編み…フチ付けも丁寧に■もっと素敵にアレンジ
麻の葉編みでバスケット
憧れのふた付きお弁当箱
おすすめ作品礼
◇◆◇ はじめに ◇◆◇
竹細工のかごは、竹を割って整えた竹ひごを、底の部分からフチまで編み上げてつくります。
かごの色味や質感は竹の種類や加工の仕方によって異なりますが、
長く使えば使うほど、元の色から飴色へと姿を変える竹ならではの風合いを楽しめます。
基本となる編組は「四つ目編み」や「六つ目編み」などですが、
これらの編み方を基本とした新たな編み方が次々と生まれており、
現在その数は数百通りにもなるといわれます。
同じ竹ひごの長さや本数で合立ても、
編み方によって作品やデザインを変えられる点も、
竹ひごづくりの魅力の一つといえるでしょう。
本書では、竹の種類や竹ひごづくりにはじまる「竹かごづくり」をさまざまな編組や技法のポイントごとに、
わかりやすく解説しています。
道具の正しい使い方や竹かごをつくるためのコツをしっかりマスターして、
世界でたったひとつのオリジナルな竹かごづくりにチャレンジしてみましょう。
※ 本書は、2016年発行の『かごと器を編む 竹細工 上達のポイント』をもとに、加筆修正を行っています。