※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★ 大人気の「競技かるた」がもっと強くなる! ★ 覚え方、並べ方、取り方・・・ルールなど基本から試合に勝つための応用テクニックまで、わかりやすく解説します。 ◆◇◆ 本書について ◆◇◆ 百人一首が「かるた」になった時代は不明のようですが、江戸時代中期には、歌が「かるた」になることによって大いに普及しました。公家、武家、町人など幅広い層の人々が現在と同じ形の「小倉百人一首」に触れるようになったようです。「かるた」という形になったことで、子どもから大人まで遊びながら優雅な王朝時代の歌を眺めたり、覚えたり、暗誦したりという楽しみが生まれました。1000年以上詠み続けられている和歌もたくさんある、小倉百人一首。百人一首はいわば日本の身近な伝統文化であります。この百人一首を使った「競技かるた」を楽しむ方々は全国で数万人、学校の部活動や子ども会の活動などで「競技かるた」に触れる人たちを含めると約100万人とも言われています。競技かるたは100分の1秒を争う「畳の上の格闘技」と呼ばれています。反面、70から80歳という年配の方がお孫さんのような小学生と対戦することもできます。つまり、年齢も性別も体力も関係なく、だれでも参加できるスポーツです。100首の歌を暗記することから始まり、作戦の立て方、技術の向上、相手とのかけひき、運・不運などほかのスポーツと同様のおもしろさがあります。本書は、競技かるたを始めた子どもたちのために、さらに初心者の方の実力アップに役立つようにと2013年に刊行された本の新版です。競技かるたにとって重要な要素の一つ、定位置については基本的な置き方を提案しています。また、勝つために欠かせない暗記方法、体の動きの解説、精神力については、読むだけで役立つものと考えています。なお、制作にあたっては、「一般社団法人全日本かるた協会 」が監修にあたり、「杉並かるた会」や「札幌競技かるた会」の方々に多大なご協力をいただきました。 ◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆ ☆ 百人一首の歴史・競技かるたの成り立ちと進め方とルール*ポイント1 百人一首の成り立ちを知っておこう*ポイント2 競技かるたの歴史は明治時代から・・・など全6ポイント*ちょっとひと休み 百人一首と10の勅撰和歌集☆ 決まり字一覧表と枚数別グループ一覧表*ポイント7 決まり字一覧表*ポイント8 一枚札グループ・二枚札グループ・三枚札グループ・・・など全5ポイント☆ 競技かるたに強くなるためのポイント◇ 競技かるたに強くなるためのポイント 初心者の方へ*ポイント12 百首を覚えることは意外とカンタン!*ポイント13 競技かるたは「集中力」との戦いと思え・・・など全11ポイント*ちょっとひと休み 競技かるたの読みは(4・3・1・5)の方式◇ 競技かるたに強くなるためのポイント 中級者の方へ*ポイント23 「攻めのかるた」を、目指して、上達しよう*ポイント24 「戻り手」と「渡り手」をマスターしよう・・・など全5ポイント*ちょっとひと休み 全日本かるた協会 昇段基準☆ 上の句はなに?暗記力を試してみよう!*ポイント28 上の句はなに?暗記力を試してみよう!1*ポイント29 上の句はなに?暗記力を試してみよう!2・・・など全10ポイント*ちょっとひと休み 百人一首と「月」☆ 百人一首 歌の意味と札の覚え方や決まり字*ポイント38 1番から18番*ポイント39 19番から36番・・・など全6ポイント*読んでおこう! 全日本かるた協会 競技規定☆競技かるたQ&A*ポイント44 Q1初心者が気をつけたい「下の句」*ポイント45 Q2聞き分けのむずかしい「上の句」・・・など全7ポイント※本書は2013年発行の『かるた大会で勝つ!「百人一首」上達のポイント50~決まり字から試合のコツまで~』を元に加筆・修正を行った新版です。