物語は主人公の相原ゆずと一ノ瀬彗2人の視点で書かれます。このパターンだと、同じ時間の話をそれぞれの視点で書いていて、「あぁ、なる程。この時こんなふうに思ってたんだ!」とか、「だからその行動をとったのか!」となりますが、この話は、時間はどんど
ん進んでいて、ゆずの視点の次は彗の視点で描かれているけど、同じタイミングの話しではないんですね。う〜ん、うまく説明できない(笑)。話は思い込みが激しいゆずが、彗の思惑通りに動かず、何だかなぁという感じです。元気な天然ボケヒロインとのラブコメ設定が好きな人には面白いのではないかと思いますが、自分はちょっと・・・。それぞれの視点で描いていながら、時間をダブらせない書き方はおもしろいのですが、なぜ今ゆずや彗の視点で描いているのか?が効果的に感じられず、面白い書き方を活かせていない気がします。その辺に今後に期待したいです。
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