「これは…戦争だ!」
「裏の外交」に暗躍する極秘組織・公安調査庁を舞台に
『ZERO』の麻生幾が放つ、ノンストップ諜報小説!
公安調査庁の分析官・芳野綾は、現場調査官である沼田から、武装した大量の中国漁船が尖閣諸島へ向けて4日後に一斉出港、
6日後の早朝には上陸して実効支配するという報告を受ける。しかし関連省庁はいずれもその情報を否定し、
沼田に情報提供した協力者にしてもダブル(二重スパイ)の疑惑が掛けられる。
綾の必死の分析を嗤うかのように、巧みに仕掛けられた壮大な陰謀がカウントダウンを始めた!