進行諸島先生の作品はサクサク読める。設定に違和感が無い作品はとても面白い。個人的にこの作品は設定もファンタジー的にあり得るリアリティを保っていて面白い。進行諸島先生の作品で個人的にあり得ない設定のものもあるのですが、この作品は良い。
ただ、
先生の作品は改行も多いし、中身はスカスカめではある。文字数的なコスパは定価からすると悪い。
それと、この作品は特に誤字とか誤表記、変換ミスと思われる箇所が全体を通してとても多い。例えば魔族と亜魔族とか、文脈的に矢が入るべき箇所が槍だったり。はじめ、意図的にそういう表記をしてるのかと勘ぐってその前を読み直したりした。ただの間違いだろうと理解した。
この辺は編集者の仕事の質とか、発行社の方針かとも思うが、作品の完成度とかお得感が損なわれているのは少し残念。
そういうのがあるけれど楽しんでサクサク読める作品です。
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