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わたしの幸せな結婚
8巻配信中

わたしの幸せな結婚

620pt/682円(税込)

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作品内容

この嫁入りは黄泉への誘いか、奇跡の幸運か――

 名家に生まれた美世は、実母が早くに儚くなり、継母と義母妹に虐げられて育った。
 嫁入りを命じられたと思えば、相手は冷酷無慈悲と噂の若き軍人、清霞(きよか)。
 数多の婚約者候補たちが三日と持たずに逃げ出したという悪評の主だった。

 斬り捨てられることを覚悟して久堂家の門を叩いた美世の前に現れたのは、色素の薄い美貌の男。
 初対面で辛く当たられた美世だけれど、実家に帰ることもできず日々料理を作るうちに、少しずつ清霞と心を通わせていく――。

 これは、少女があいされて幸せになるまでの物語。

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レビュー

わたしの幸せな結婚のレビュー

平均評価:4.6 792件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (5.0) 清霞の過去
    飯尾みゆきさん 投稿日:2024/3/17
    【このレビューはネタバレを含みます】 いろんな話が混ざり合う短編集、 時期もバラバラだけれど、私の幸せな結婚のファンならどの話も美味しい 特に、清霞のまだ大人になりきっていない時期の話で、 五道の父親との関わりや、土蜘蛛の場面は今後の話に関係しそうで必見です。 美緒の始めの頃をもう一度読みたくなり、改めて読み返してしまいました。 2人がいつまでも幸せでありますように 続きを読む▼

高評価レビュー

  • (5.0) 美しく情緒が狂います
    siさん 投稿日:2023/9/2
    アニメで作品を知り、6話を見て完落ち、続きが気になり原作に手を出してしまいました。原作、めちゃくちゃ面白い。アニメもとても素晴らしかったけど、原作を超えてくることはないんだと、早い段階で感じました。ハリポタ映画の補足として原作本を読んだ時と 全く同じ感覚です。文字からの入ってくる情報量が違いすぎて、充足感で満たされました。年齢問わず胸キュンできる作品だと思います。今7巻を読み終えた多幸感のままレビューしています。この本を買うと幸せになれます。久堂清霞というちょっとした宗教が、なんか変な怪しい壺よりずっと正しく幸せにしてくれます。くれました。 私は昔からなぜか、バッドエンドな作品にドハマりしがちで、最終回などを引きずりながら、苦しくもわりとハッピ〜に生きてきました。ですが、タイトルからして既にハピエンが約束されているような作品にドハマりし、幸せで切なくて嬉しくて涙を流せることが、こんなにも刺激的で穏やかなんだと言う事を思い出させてくれました。少女漫画も普通に好きでそこそこ嗜んできましたが、ラノベは初めて読みました。美しい情景描写に丁寧な心理描写、文字からしか情報を得られないがゆえに捗る想像が、漫画やアニメでは味わえない高揚感を与えてくれます。仕事を終えた就寝前の日々の楽しみとなりました。寝つけね〜 まだ続くとのことで安堵しています。まだこの2人の日常を見れることが嬉しいです。また何度も読み返して、アニメと、あと映画もみてみようと思います!(*^^*) もっとみる▼
  • (5.0) 的確な言葉選び
    かわせみさん 投稿日:2023/9/9
    話の感想については既にたくさんの方が書かれているので、そこには触れず、文について思ったことを書いていこうと思います。 まず、言葉をきちんと使っているな、と読んで感じました。昨今は変にカタカナを使ったり、特殊ルビをつけたりするものが多く、あ まり良くは思っていませんでした。この本の中では、散財、懸想、たたらを踏む、など現在ではあまり使わないけれど、この時代の人は自然に使っていたのだろうと思われる言葉を使っています。また当時はあまり普及していなかったであろうものも当時の人の言葉で表現されていて、(ベーコン→燻製肉、リゾット→牛乳を使った洋風粥等)美世が知らなかったのだろうなと自然にわかったりと的確な言葉を使っています。カタカナの濫用もなく、そこが好感持てました。難しいと感じる人がいるかもしれませんが、時代背景に合った、適切な言葉を選んで書いていると私は思いました。変にカタカナを使わず日本語を正しく使った文章は特殊ルビ多用の文章よりもずっと好印象です。 どこかの花嫁は言葉遣いがなってないそうですが、大違いだと思いました。若者だけでなく大人も読める文章とはこういうところに表れるのだなと思います。 もっとみる▼
  • (5.0) 一気読み
    ソディアさん 投稿日:2019/8/31
    【このレビューはネタバレを含みます】 純文学のような世界観の中での異能という設定にワクワクでした。家族に虐げられていた美世は、婚約者が3日と持たずに逃げ出すと言われる異能者 久堂清霞との縁談と言う体で家から追い出されます。冷酷無慈悲と噂される人物との縁談に追い出されたらのたれ死ぬしかないという思いで久堂家を訪れますが、そこで働くゆり江に温かく迎えられます。そして久堂清霞本人も冷酷そうに見えて隠された優しさがあることが分かってきます。冷たい態度の清霞と卑屈な考え方が染み込んでしまった美世がどのようにして心を通わせていくのか、異能者とはどういう人なのか、読み出したら止まらず、一気読みでした。作者さんは本作がデビュー作のようですが、とてもそうは思えない完成度に驚きでした。2巻まで読みましたが、異能者としてもまだまだ広がって行きそうなストーリーで期待が膨らみます。そして、美世を大事に思う清霞に胸キュンしっぱなしでしたが、残念ながらまだ婚約者のままの二人。早く夫婦になって愛し合う二人も見たいです。だらだらと緩むことのない続編を期待します。 続きを読む▼
  • (5.0) なろうから楽しんでいた作品がついに六巻!
    akomotikuzusさん 投稿日:2022/7/17
    【このレビューはネタバレを含みます】 小説家になろうに掲載されていた時から楽しんでいた作品です。一時期は作品が削除され、大分落ち込みましたが、ふとこの作品を思い出した時、無性に読みたくなって、ネットで探しまくりました。ようやく見つけることができた頃には、とても話が進んでいて驚きながらも、ついつい最初から読み直して一気読み。 五巻時点まで何度か波乱があり、ようやく二人が幸せにと思ったタイミングでのこの事件。五巻の最後には心臓をバクバクさせながら、この六巻を待っていました。ようやくの待ちに待った六巻は、主人公自身が望んだ結果ではなかったものの、主人公の成長やヒーローとのやり取りに感動したり、微笑ましさに思わずクスリとしたり、ニヤニヤしたりと、大変楽しませていただきました。 そして、まだ続きがあるという嬉しい知らせに、六巻が発売されたばかりだというのに、既に胸を躍らせています。アニメ化や実写映画化とお忙しいとは思いますが、二人がようやく掴むハッピーエンドを心よりお待ちしております。 続きを読む▼
  • (5.0) SFもしっかりあります
    かにたまさん 投稿日:2021/3/25
    【このレビューはネタバレを含みます】 漫画から続きが気になり小説に手を出したパターンです。買って良かった!漫画ではまだそこまで『異能』の設定が全面に出て来ないので、漫画を読んでいる時点ではシンデレラストーリーがメインっぽいのですが、どんどんお話が進むにつれて話が複雑になり異能を中心にお話が進んで行きます。SF的な物にあまり興味の無い方にはちょっと合う、合わないが出てくるかと思いますが、個人的には漫画の時点では少し物足りなさを感じていたので、この話の展開はなかなか読みごたえがあって楽しいです。 シンデレラストーリーとは言え、主人公が幼い頃から長年育った背景が元で心が自尊心を失い、いびつになってしまっている様子が要所々で丁寧に描写され、それが話のキーポイントになっています。単純なシンデレラストーリーと言うより、主人公の成長物語と言った方がしっくりきます。 そして、時折出てくる主人公と旦那様の暖かい交流や時代を感じさせる食事や服装の描写シーンには毎回とても癒されます。 続きを読む▼

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