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ライトノベル
黒帝は穢れた魔物に愛される
1巻配信中

黒帝は穢れた魔物に愛される

640pt/704円(税込)

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作品内容

「誰にも裸を見られてはなりませぬ」

海神の国の帝・キリイの肉体には秘め事がある。もしそれが暴かれれば、自分は殺され、この国は敵国ギメイルの侵略を許すことになるだろう。

だが、素性の怪しい薬師のスザクに不敬を働かれ、秘所を見られてしまった。

「刀を収めろ。まるで乱暴された姫君のようだぞ」

そう嗤うスザクに、キリイは憎悪と疑惑とともに妙な安らぎを覚えて――!? 快楽の闇の中で探り合うような関係。それはこの世界の運命をも動かし始める――。

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レビュー

黒帝は穢れた魔物に愛されるのレビュー

平均評価:4.4 36件のレビューをみる

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高評価レビュー

ラストのどんでん返しが鮮やかで秀逸です
三部作のラスト次男編。長男→三男と話が進むほどに謎が深まるばかりだった、次男が抱える秘密というか真実が衝撃的でした。秘密にも本人が知っている事と知らない事があって、知らない方の事実には次男も相当動揺していたので、「裏切り者」のイメージが少なからずあった私でも同情する気持ちが湧きました。他にも意外な過去を持つ人物がいて驚かされましたし、後半部分に入っても全然解決の糸口が見えなくて「どうひっくり返すんだろう?ひっくり返るんだよね?」と、読みながらヤキモキしていました。そんな風にラストギリギリまで不安感を煽った上での鮮やかなどんでん返しが爽快でした。あそこまで見事な伏線回収は、なかなかお目にかかれないのではないでしょうか。個人的に一番刺さったのはユアハの結末で、あのどうにもならなそうな人物をああいう結末に導く…四方八方を見事に丸く収める手法はさすがでした。読む前から何となく敬遠していた次男(編)でしたけど、読んでみたら一番面白くて魅力的な人物ばかりだったように思います。
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1件
2022年10月8日
ワダツミ三部作、3作目は次男。
ワダツミ皇国の皇子達が織りなす三部作。1『帝は〜』長男、2『神子は〜』三男、3『黒帝は〜』次男。今まで心の中を読ませなかった次男受は冷徹ですが、心の傷が癒せない人でもあります。他の人と攻としての表現もあるので苦手な方はご注意を。攻は不遜な性格で、腹の中はなかなか見せません。今作は三部作の最終巻と言うのもあり、キーマンでもある三男もかなりのウェイトを置かれます。今作単独だと話は通じても温度差が生じるので、前作と前々作を読んでおかれることをお薦めします。三作共に大人買いしても損しない読み応えのある逸品です。それにしても奈良先生の挿絵は構図、繊細さ、表現力、美しさ、どれをとっても三巻とも圧巻でした!マジ素晴らし過ぎ!
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4件
2019年2月14日
222頁、シリーズ第3弾
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ めちゃくちゃ良かったです!1、2巻で何だかいけ好かない野郎だな〜と思っていた次男ですが、国や民を想う良い帝でした。長男、三男の美しさ、可愛らしさとはまた違ったタイプで男らしい受けでした。出生の秘密など、謎だった部分が明らかにされ、終盤は涙ながらに読みました。ユアハとスザクが実は…な関係にもビックリ!しかしあれだけ悪事を働いたユアハのラストの展開に少しだけモヤッとしました。全体的にはハピエンで面白かったです!
いいね
0件
2022年3月30日
テルス~
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ と思わずにはいられない。
自国が貧困の土地だからとあちこち攻めまくっての結果だよなー。
でもそれがなげれば、三兄弟は伴侶を見つける事ができなかったから…。
次男の、キリィ。本当に可愛そうな人生です。人には言えない秘め事をもちどんなにか心細く辛かっただろうに。
スザクと共にこれからは真の帝として幸せになって欲しい。
一、二巻のフラグを回収し、私好みの全員ハピエン(ユアハまで)で大満足の最終巻でした。
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1件
2019年5月7日
さすがの三部作
シリーズ完結編。
実はヤンデレ好きとしては三兄弟の中で一番楽しみしていた次男キリィのターンです。
いやあ、期待以上の面白さでした。正直、1,2巻は普通だよな、と思っていましたが、怒濤の三巻目でした。しかもこれ、200ページほどなんですよね。そのページ数で全ての伏線回収して、エロまでがっつり盛り込んでと大満足の一冊でした。
いいね
3件
2019年4月12日

最新のレビュー

まさかまさかの展開!
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 三部作の最終話。
ユアハが出たー!!!嬉しい!
と思いきや、なんか最初の長男の話とは違うイメージになってて悲しかった。
え?実の子の蕾に指入れちゃうの?
前の男をみて降りてきて、おっぱじめちゃうの!?
そんな○ッチさんだったっけ・・・。
三部作で一番エロかった!!!
最初のHが三連結もどきとか!リバだったりとか、色々・・・。
主人公の帝になった次男が実は悲しい背景があったのが、江守備さんのデビュー作を彷彿とさせました。
攻めが好みじゃ無かったので、「このままバドエンでも良いんですよ。」と思いましたがハピエンです。
三部作だった理由もよく分りました。
一部が戦いに敗れ帝も逝去し、長男が帝になるはずが・・・、そして次男の裏切り。
二部がこの世界は実は!
で、三部のこちらで次男の裏切りの根底にあった物。一部の獣王の国がやったことの代償。次男の誰にも知られてはいけない背景。
これが好きなに方は、ぜひ江守備さんのデビュー作をお勧めします。
残念だったのは、主人公の母が「長男の為にお前は生まれた」と言った意味。
だって血が繋がってないんだよね?母親は一緒?でも次男は帝の血を引いてないから、長男に万が一の事があっても血筋は残せないし、海神さまの加護は受けられないよね?
あれ?三兄弟みんなパートナーが男性だけど、跡取りは?神子は?
と言う疑問が払拭されないまま終わった点ですね。
後書きでも良いから書いて欲しかったなぁ。
まぁ、BLはファンタジー!
いいね
0件
2024年12月25日

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