ERR_MNG
漫画(まんが)・電子書籍ならコミックシーモア!
コミックシーモアをご利用の際はWebブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてください。
→設定方法はこちら
コミックシーモアをご利用の際はWebブラウザの設定でCookieを有効にしてください。
シーモアを楽しもう!
もっと見る
文春文庫のオススメ作品
総合ランキング
全書籍から探す
1,018pt/1,119円(税込)
会員登録限定70%OFFクーポンで お得に読める!
会員登録して70%OFFで購入
お気に入りに追加
小説・実用書
ランキング
最新刊を見る
新刊自動購入
1999年のラスベガス。ソニーは絶頂期にあるように見えた。しかし、舞台上でCEOの出井伸之がお披露目した「ウォークマン」の次世代商品は、2つの部門がそれぞれ別個に開発した、2つの互換性のない商品だった。それはソニーの後の凋落を予告するものだった。世界の金融システムがメルトダウンし、デジタル版ウォークマンの覇権をめぐる戦いでソニーがアップルに完敗し、ニューヨーク市役所が効率的に市民サービスを提供できない背景には、共通の原因がある。それは何か――。謎かけのようなこの問いに、文化人類学者という特異な経歴を持つ、FT紙きってのジャーナリストが挑む。企業であれ自治体であれ、あらゆる組織は「サイロ化」という罠に陥りがちである。分業化したそれぞれの部門が、それぞれの持つ情報や技術を部署の中だけでとどめてしまい、隣の部署とのあいだに壁を作ってしまう。日本語では「タコツボ化」と呼ばれるこの現象は、どんな組織でも普遍的に存在する。経済学的な観点からすれば、身内での競争を生むような「サイロ」は無駄であるから、トップが「サイロ撲滅」の掛け声をかければ解決に向かう、と思いがちだ。ソニーの新しい経営者・ストリンガーも最初はそう考えた。しかし、彼は失敗した。壁は極めて強固で、一度できたサイロは容易には壊れない。文化人類学者の視点を持つ著者は、「サイロ」が出来るのは人間に普遍な原因がある、と説く。人間に求められる技術が高度で専門的になればなるほど、サイロはむしろ必要とされるからだ。人間は必ずサイロを作る、ならば、その利点を活用しつつ、その弊害を軽減する方法を探ろうとする画期的な論考が、本書である。
9784167912895
レビュー募集中!
レビュー投稿で最大1000pt!
1位
私が見た未来 完全版
2位
だって望まれない番ですから
3位
わたしの幸せな結婚
4位
結界師の一輪華
5位
裏世界ピクニック
6位
スープ屋しずくの謎解き朝ごはん
7位
ポーズの美術解剖学 人体表現の幅が広がる
8位
NO.6[ナンバーシックス]再会#1 【電子書籍特典ショートストーリー付】
9位
USJをV字回復させた森岡毅の実戦マーケティング3部作【3冊 合本版】
10位
警察怪談 報告書に載らなかった怖い話
11位
裏モノJAPAN [雑誌]【特集】
12位
嫌われる勇気
13位
syunkonカフェごはん
14位
珈琲店タレーランの事件簿
15位
了巷説百物語
16位
星ひとみの天星術2025
17位
図書館戦争+別冊図書館戦争 全6冊合本版
18位
Linux教科書 LPICレベル1 Version5.0対応
19位
プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク 公式ビジュアルファンブック Vol.4
20位
プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク 公式ビジュアルファンブック Vol.3
小説・実用書 > 小説・実用書
小説・実用書 > ジリアン・テット
小説・実用書 > 土方奈美
小説・実用書 > 文藝春秋
小説・実用書 > 文春文庫