世間の目を気にしながら生きてきた日本人だけど、
「恥の感覚」は人それぞれ。そのギャップにまつわるモヤモヤを解消!
「何を恥ずかしいかと思うか」が共通することが
人との関係性を深めるのに大きく関わるのではないか――。
「枕草子」にしばしば自慢話を書いた清少納言vsそれを我慢できなかった紫式部から、
ブックカバーをかける意味、
SNSの興隆とともに向上する自慢テクニック、
「マザコン」の称号に対する世代間ギャップまで。
SNSで激変しつつも、いつの時代も恥と自慢の間で
モヤモヤし続けてきた日本人を斬る共感必至のエッセイ集。