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スタンフォード大の最新キャリア理論に基づく人材育成法。
■計画的偶発性理論(Planned Happenstance Theory)
個人キャリアの8割は予想しない偶発的なことによって決定される。
その偶発的なことを計画的に導くことでキャリアアップをしていくべきである。
――ジョン・D・クランボルツ(スタンフォード大学教授)
激変する世の中に対応できる人が育つ!
★ラジオDJ研修
★饅頭の新しい食べ方を企画する研修
★中畑清さん、アントキノ猪木さんと共演する研修
★狭いところで早食研修
★着ぐるみ研修
★バスツアーで段取りを考える研修
★マンガで人生の価値を考える研修・・・
これらは、福島県にある社員70人の小さなガス会社「アポロガス」の新人研修です。
同社が2011年から取り組んでいる新人社員研修は1年間で150種類の研修を行うのが特徴で、
このように一見するとガスとは関係ないものばかり。
しかし、実は「計画的偶発性理論」というスタンフォード大によるキャリア理論に基づく、
世界最先端の社員教育だったのです。
AIでさまざまな仕事がなくなると言われるなか、
不透明な未来で活躍する人材の育て方を具体例とともに解説します。
組織をつくっているのはやはり「人」です。
人が育っていくことで、組織も育っていくことができます。
「人財」とはまさに「人財」なのだと思います。
組織にとって、まさに「財産」である「人づくり」に、この本が少しでもお役に立てれば幸甚です。
■目次
第1章 100年続く「元気な組織」をつくる
第2章 150の研修が目指していること
・「未知な体験」をたくさんしてもらう
・「自分の頭で考え、行動する」を徹底的に経験させる
・社員を「崖っぷち」に立たせる3つの工夫
・「会社の価値観」を身につける
・計画的無意識性人材育成戦略
・研修の目的を最初に伝え、アンテナを立たさせる
・どんどん問いかけ、考えさせ続ける
・言語化・アウトプットによって、学びを整理し、定着させる
・「研修」の材料は至るところに転がっている
・「振り返りの時間」で、学んだことを再確認する
・地域や社会にも育ててもらう
・「いい会社」のイメージが、社員の成長を促す
・社員の論文・レポート①
第3章 すべてを学びに変えるための、環境づくり
第4章「人づくり」の難しさを乗り越えるために
第5章 すべては「恩返しのエネルギー」から始まった
■著者 篠木雄司