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綿密に計算された構図で景観の美しさを最大限に引き出す油彩画家・眞住高嶺が、イタリア・フランス・ポルトガルを巡った足跡をスケッチで残した。画家の「絵を読む」という表現のとおり、精密な描写はまるでドラマを展開するかのように情景を物語る。一見なにげなく切り取られている日常の一場面は、積み重ねた探求による美の法則で華やかに飾られている。長年の研鑽がなせる業(わざ)である。