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鋭い稜線が、世界を明暗に二分する。日本アルプスの切り立った峰々を、水墨、水彩でリアルに写し取る画家・中島茂夫の力作を集めた。北アルプス・大日如来の聖地を描いた「大日岳」では、陽射しを受けてきらめく斜面と、山陰の青紫とのコントラストがみごとに描き切られている。「凍てつく槍ヶ岳」では厳しく、「立山の夕暮れ」では穏やかに、それぞれの山々の表情を筆にのせている。