煉獄のその後のストーリー。九堂の強さと優しさがズッシリ伝わります。冒頭ではエロオヤジとなってますが(笑)。他のレビュアー様も書かれてますが、廉を支える組員たちの結束力も伝わり、ますます目が離せない岩城組。良い漢たちが揃ってます。廉の抜けきら
ない1番大きな後遺症にも一緒に戦うと間髪入れずに答える九堂。本当にかっこいい。廉も打ちひしがれるではなく、真っ向から立ち向かう姿、子分なでなくても惚れてまうわ。人間は、言葉にすることによって強くなるのだそうです。立ち向かう力を得るのだと。煉獄以降を未読なのでこの先の展開はまだ知りませんが、どんな展開でも廉は大丈夫だと何故か容易にそう思えるのは、いつも九堂と洋平が側にいるからでしょうか。洋平視点のショートストーリーは、なんかもう涙が溢れました。いつも陽気でムードメーカー的な洋平だけど、廉を思う心は誰にも負けない。そんな廉や尊敬する九堂に、洋平という存在を認められて、私まで涙が溢れてきちゃいました。何度か読んでるのに毎度目頭熱くなります。獣3巻と艶髪を読んで、綺月陣先生の文章がすごく好きなんだと思います。すんなり頭に入って情景が自然と描かれる。読みやすさ、話の流れ、好きだな〜って。まだまだずっと続いてほしいです。
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