マンガ多すぎ!業界最大級!!
漫画(まんが) ・電子書籍のコミックシーモアTOP小説・実用書小説・実用書 文藝春秋 文春文庫 江戸彩り見立て帖江戸彩り見立て帖 朱に交われば
無料会員登録で【70%OFFクーポン&最大100%pt還元】
小説・実用書
江戸彩り見立て帖 朱に交われば
3巻配信中

江戸彩り見立て帖 朱に交われば

710pt/781円(税込)

クーポン

会員登録限定70%OFFクーポンで
お得に読める!

作品内容

謎の京男・右近の正体は、呉服屋を営む塚田屋の妾腹の三男坊だった。
強引な右近に押し切られ、呉服の色見立てを始めたお彩のもとには、様々な相談が舞い込んでくる。
しかし、弟を目の敵にしている塚田屋の主人は、
お彩が新たな流行り色を作れなかったら右近を江戸から追い出すと告げる。
大好評の文庫オリジナルシリーズ第二弾!

お得なラノベ・小説・実用書クーポン!

レビュー

江戸彩り見立て帖のレビュー

平均評価:5.0 1件のレビューをみる

レビューを書く

最新のレビュー

全ての人が和服を着ていた最後の時代
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 現代では、お宮参りや七五三祝いの際に、一部の人が子どもに着せたり母親も一緒に着てみたりする着物です。
また、成人式には、振り袖着物姿の二十歳の女性に混ざって、男性も紋付羽織袴で正装したりもします。
そして、夏祭りの時季には、若い人々の浴衣姿もそこかしこで見受けられたりもします。
後は、茶道のお茶会には、男女共に着物姿で客を迎えます。
ですが、お正月の初詣で着物姿の人を見掛けるのは稀です。
もう、日常で身の回りに着物を着ている人を見掛けることはほぼありません。
観て美しい着物姿ですが、日常生活に於いては動作や所作に工夫が必要となります。
また、素材や縫製によって左右されますが、着物を着る為に上から下まで揃えるとなると相当の費用が掛かります。
そういう訳で、この小説を古き良き時代と懐かしみながら読みました。
それぞれの土地に名前が残っている【紺屋町】他、着物に関する名称も色名も初めて耳にするものもあり大変興味を覚えました。
彩と右近の胸の空くような快挙をもっと読みたいのですが、まだ、暫く続くのでしょうか。
明治、大正、昭和から現代に至るまでの永い年月、貴重な日本文化の数々をを失ってしまった私達です。
西洋文化は西洋人の為の文化です。憧れはしても私達に馴染むのは矢張り些か無理があります。
城や城下町や武家屋敷等の多くがいとも簡単に打ち壊されました。一度失ったものを取り返すのは無理なのです。
私達日本人は五里霧中の中に未だにいるように思えてなりません。
着物文化が象徴する日本の問題を考えるいい切っ掛けになった今作でした。
いいね
0件
2024年12月23日

この作品を読んだ人はこんな作品も読んでいます

 

Loading

 

 
 

 

Loading

 

 
 

 

Loading

 

 
 

 

Loading

 

 
 

 

Loading

 

 
 

お得情報をGET!登録してね

▲ページTOPへ