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日本の進路

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本作品は諸般の事情により「2024年1月15日23時59分」をもちまして販売終了させていただくこととなりました。ご了承くださいますよう、よろしくお願いいたします。

作品内容

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

国際環境を冷静にみつめ賢明な選択を訴えた「I 日本の選択」は,そのまま格好な国際政治の入門書.転じて「II アジアの中の日本人」は日本人への警めとナイーブな人間観を吐露してつづった無名な人々への頌.
 人間の歴史には断絶がない。われわれの生きている現代は、過去から規定される。また将来から規定される。歴史的な現在しかあり得ないのである。とすれば、歴史的なその現在の負い日の中で、そのような日本の歴史の中で、人間のあり方はいかにあるべきであろうか。
 これがわたくしの多年抱きつづけている問題意識である。だからそのような負い目を背負い、歴史の歯車のなかでギリギリと音をたてて締めつけられながら、なお誠実にせい一杯生きようとした人間に強く心を惹かれる。もっとも同じせい一杯生きるのでも、愚かな狂信と目覚めて忍耐強くこの道一筋につながるのと二種類ある。わたくしが心惹かれるのは後者である。思想や立場がどんなにちがってもほんものの人間には心惹かれることを禁じ得ない。どんなに頭がよくても、道義論をぶっても、世にもてはやされても、にせものには何の魅力もない。ほんものが一人でも多くなり、ほんものが少しても活躍の場を得られるような政治を、どうしても創り出したいと願う。
 本書は右のような問題意識にもとづいて書かれた文集である。わたくしは、いつの日かカンポジアの田んぼにも、アフリカの湖畔にも、そしてモンゴルの草原にも、現地人とともに働く日本の青年を見ることができるであろうと願っているのであるが、これは単に夢にしか過ぎないものであるうか。(「はしがき」より)
目次
はしがき
第Ⅰ部 日本の選択
 第一章 国際政治と安全保障力
 科学的国際関係論 政治的「緊張」の定義 主要な現象と副次的な現象 「果実」と「損害」 戦争阻止の要因 バランス・オヴ・パワー 安全保障力とは 三つの次元の国家目標 目標の調整と政治 目標追求と「介入」 防衛構想
 第二章 日本の選択――日本の繁栄をささえるもの――
 国際政治と予測 日本の繁栄をささえるもののトレンド 一一十世紀の三つの負い日 国家目標と
 外交原則 国際政策学の提唱 小蛇行発展方式
日本の核武装問題 冷戦遺制の再検討 アジアの未
来図 日本経済の弱い腹 技術協力と青年への期待
 第三章 日米安保体制再考論
 五〇年代のバランス 武力脅威は変化した 間接侵略と非介入の検討 核侵略の可能性 国民主義と国際主義 安保万能論を排す 占領後遺症の克服
第Ⅱ部 アジアのなかの日本人
 第四章 みにくい日本人
 第五章 ある無名の先駆者――岸要五郎小伝――
 第六章 ある無名の革命家――鈴江言一年譜――

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作品ラインナップ 

  • 日本の進路

    日本の進路

    【販売終了】
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    国際環境を冷静にみつめ賢明な選択を訴えた「I 日本の選択」は,そのまま格好な国際政治の入門書.転じて「II アジアの中の日本人」は日本人への警めとナイーブな人間観を吐露してつづった無名な人々への頌.
     人間の歴史には断絶がない。われわれの生きている現代は、過去から規定される。また将来から規定される。歴史的な現在しかあり得ないのである。とすれば、歴史的なその現在の負い日の中で、そのような日本の歴史の中で、人間のあり方はいかにあるべきであろうか。
     これがわたくしの多年抱きつづけている問題意識である。だからそのような負い目を背負い、歴史の歯車のなかでギリギリと音をたてて締めつけられながら、なお誠実にせい一杯生きようとした人間に強く心を惹かれる。もっとも同じせい一杯生きるのでも、愚かな狂信と目覚めて忍耐強くこの道一筋につながるのと二種類ある。わたくしが心惹かれるのは後者である。思想や立場がどんなにちがってもほんものの人間には心惹かれることを禁じ得ない。どんなに頭がよくても、道義論をぶっても、世にもてはやされても、にせものには何の魅力もない。ほんものが一人でも多くなり、ほんものが少しても活躍の場を得られるような政治を、どうしても創り出したいと願う。
     本書は右のような問題意識にもとづいて書かれた文集である。わたくしは、いつの日かカンポジアの田んぼにも、アフリカの湖畔にも、そしてモンゴルの草原にも、現地人とともに働く日本の青年を見ることができるであろうと願っているのであるが、これは単に夢にしか過ぎないものであるうか。(「はしがき」より)
    目次
    はしがき
    第Ⅰ部 日本の選択
     第一章 国際政治と安全保障力
     科学的国際関係論 政治的「緊張」の定義 主要な現象と副次的な現象 「果実」と「損害」 戦争阻止の要因 バランス・オヴ・パワー 安全保障力とは 三つの次元の国家目標 目標の調整と政治 目標追求と「介入」 防衛構想
     第二章 日本の選択――日本の繁栄をささえるもの――
     国際政治と予測 日本の繁栄をささえるもののトレンド 一一十世紀の三つの負い日 国家目標と
     外交原則 国際政策学の提唱 小蛇行発展方式
    日本の核武装問題 冷戦遺制の再検討 アジアの未
    来図 日本経済の弱い腹 技術協力と青年への期待
     第三章 日米安保体制再考論
     五〇年代のバランス 武力脅威は変化した 間接侵略と非介入の検討 核侵略の可能性 国民主義と国際主義 安保万能論を排す 占領後遺症の克服
    第Ⅱ部 アジアのなかの日本人
     第四章 みにくい日本人
     第五章 ある無名の先駆者――岸要五郎小伝――
     第六章 ある無名の革命家――鈴江言一年譜――

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