*印刷版の付属CDは電子版には含まれておりません。あらかじめご了承ください。
「日本のジャズ」を体現するギタリストの88年の歩み
プロ活動70周年を迎える日本ジャズ界の重鎮、中牟礼貞則。戦後間もなくからモダン・ジャズに取り組み、1958年にはスイング・ジャーナル批評家選出のオールスターに選抜。1963年には伝説の”銀巴里セッション”にも登場。1960年代後半には渡辺貞夫らと日本にボサ・ノヴァのムーヴメントを巻き起こし、88歳を迎えた2021年現在も精力的にライヴ活動を行なっている。
本書は、計30時間を超える中牟礼へのインタビューを中心に、中牟礼貞則の88年の歩みを描き出す書籍。渡辺貞夫、稲葉国光、渡辺香津美、後藤芳子といった国内外で活躍するレジェンドたちの証言も盛り込み、中牟礼の活動を多面的に掘り下げていく。
<コンテンツ>
◎中牟礼貞則〜略歴〜
◎こだわり抜いた愛器たち
◎本編
●[第1章]鹿児島でキャッチしたジャズの魅力
●[第2章]キャバレーや米軍キャンプでの奮闘
●[第3章]徳山陽との出会い、そして音楽的な飛躍
●[第4章]高柳昌行との切磋琢磨と銀巴里セッション
●[第5章]渡辺貞夫の帰国とボサ・ノヴァ旋風
●[第6章]リーダー活動の充実/ハーモニーの深化(1970年代)
●[第7章]スタジオ仕事やジャズ系セッションへの取り組み
●[第8章]近年のリーダー活動(1990年代〜2020年代)
●[第9章]インプロヴィゼーションの核心。さらにその先へ
◎共演者・関係者からのコメント
◎ディスコグラフィ
●主要作品/客演作品