いい意味でタイトル詐欺です。
コメディというか、ブラックジョークにけらけら笑いながら読み進んでいましたが、
所詮、世界観を作るためのアクセサリー要素に過ぎないだろうと思っていた「あの存在」が、まさか。ね。
主人公ジルはなぜ迷宮
に置き去りにされたのか。
そもそも、この迷宮はいったい何のために存在するのか。
ジルを置き去りにした側、パーティの人々は、地上にて何を思うのか。
バキバキに眼鏡を割られたジルの明日はどっちだ。
じっくり、ぶっ通しで読んで、ああ、この物語に出会えてよかったと思いました。
2巻が楽しみです!
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