たぶん、特にこの作品にテーマは無いと思う。諦めない心が大事とかメッセージ性もありはしない。見方によってはくだらなく見えるかもしれない。別に現実感を無視していわゆるギャグに振り切ったコメディでも無いと思う。おふざけの多いファンタジーで重要な要
素は悲痛過ぎるストーリーを平行しないこと、命のやりとりが少ないことだと思う。悲痛な側でほんわかコメディやギャグに振り切ったおバカがあるとついていけないから。でも平凡やほんわかで面白い作品ってあまりみない。
この作品は非常にバランスがとれている、かなりレベルが高い作品だと思います。
個人的に、最近、重い主張が強くてとか、意外な展開で盛り上がれみたいな押しつけがましい作品に当たってばかりでウンザリしてた。悲惨エピソードとギャグで極端に飛びまくる作品とか。重いシリアスの中でコメディで間をつなぐ作品は周りが悲しんでいる中でふざけることのように感じてまったく共感できない。いくらファンタジーだとしても。
だからこういう軽い作品、まさにライトノベルは素晴らしいと思いました。
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