ERR_MNG
漫画(まんが)・電子書籍ならコミックシーモア!
コミックシーモアをご利用の際はWebブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてください。
→設定方法はこちら
コミックシーモアをご利用の際はWebブラウザの設定でCookieを有効にしてください。
シーモアを楽しもう!
もっと見る
総合ランキング
全書籍から探す
1,610pt/1,771円(税込)
会員登録限定70%OFFクーポンで483pt/531円(税込)
会員登録して70%OFFで購入
お気に入りに追加
小説・実用書
ランキング
最新刊を見る
新刊自動購入
「群像」誌上に発表し、話題となった傑作文芸批評をまとめた試みの作家論集。序論 町田康論 いとうせいこう論 西加奈子論 ほか小山田圭吾、みうらじゅんにも言及。「自分ならざる者を精一杯に生きる」 “今日よりも少しはマシな明日を迎えるために”――《芸能》の核心は、この「ウソ/本当」の二分法を貫く、一生懸命で心を込めたいとなみに宿っている。このような意味において、小説もまた《芸能》のいち形態である、と言える。小説もまた、音楽や映画や漫画といった他の表現と同様、ここにはない喜びを、悲しみを、憎しみを、愛しさを現前化しようとする。 小説とは、わたしたちが生きる日常とはまったく異なる出来事が上演される場所だ。作中人物たちはゆたかな世界を演出すべく、小説の舞台を動きまわり、読者の気を引こうとする。そして、彼らの行動を追い、彼らに感情移入さえする読者は、ほんのつかのま、読書行為を通じて、普段の自分とは違う何者かになる。もしかしたら、読むまえと読んだあととでは、世界が一変しているかもしれない。すぐれた《芸能》とはおうおうにして、そういうものだ。 大事なことは、《芸能》の世界が少なからず、現実の世界なり社会なりと異なっている、ということだ。逆に言えば、現実の社会を追認するような《芸能》は物足りない。退屈な社会を生きるわたしたちが、ほんのひとときでも、《芸能》に触れて日常から抜け出す。その逸脱による解放的な喜びこそ、明日以降を生きるための活力となるのだ。 いち生活者の僕は、だからこそ、小説を読む。だからこそ、音楽を聴く。明日以降の生活を少しでもマシなものにするために。――(本書序論より抜粋)
9784065268735
レビュー募集中!
レビュー投稿で最大1000pt!
1位
青薔薇アンティークの小公女
2位
拝啓見知らぬ旦那様、離婚していただきます
3位
国宝
4位
蟲愛づる姫君
5位
0能者ミナト
6位
吸血鬼と愉快な仲間たち
7位
赤毛のアン・シリーズ(1~10)合本版(新潮文庫)
8位
椎名優画集 LiberStella~本好きの下剋上 & Other Works~
9位
結界師の一輪華
10位
だって望まれない番ですから
11位
後宮妃の管理人
12位
プロジェクト・ヘイル・メアリー
13位
生贄乙女の婚礼
14位
ふーことユーレイ
15位
カナエトメイ 怪奇専門探偵事務所
16位
ノベル みなと商事コインランドリー
17位
わたしの幸せな結婚
18位
裏世界ピクニック
19位
守り人シリーズ電子版
20位
怪盗クイーン
小説・実用書 > 小説・実用書
小説・実用書 > 矢野利裕
小説・実用書 > 講談社