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都市計画家(アーバンプランナー) 徳川家康
1巻配信中

都市計画家(アーバンプランナー) 徳川家康

891pt/980円(税込)

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作品内容

※本書はリフロー型の電子書籍です。ご購入前にお使いの端末にて「無料サンプル」をお試しください。

【天下人の地形利用術】

江戸の町を知るには、家康が入る以前の江戸を知らなければならない――。
徳川家康が入部するまでの江戸は、武蔵野の辺境の地であったという説がまことしやかに伝わるが、ほんとうに江戸は辺鄙な寒村であったのであろうか。そもそも、そのような未開の荒野であった江戸を、どうして家康は選んだのか。
とかく、従来の研究家が語る江戸の町は、家康が江戸入りしてからの話ばかりで、家康以前の話は、太田道灌が築城したといわれる江戸城が紹介されるくらいである。
じつは、道灌から家康までは100年ほどの空白期間があり、その空白の一世紀、江戸を支配していた人びとがいた。
五代にわたり、戦国乱世の関東を牛耳った北条氏。かれらの存在を抜きにして江戸の発展を語ることはできない。
北条氏は道灌築城後の江戸城を改築し、江戸の地形を巧みに利用して町づくりを進めていた。つまり、近世江戸の原型を築いたのは北条氏だったのである。
家康が入った江戸の町は、未開の地などではなく、天下人となる家康が拠点と定めるに足る魅力十分な土地であった。
家康は北条氏が造った江戸の町をベースにし、日比谷入江を埋め立て、神田山を開削し、河川の流路変更など大胆な町づくりを推し進めていく。
そして、幕府を開いてからおよそ100年後、江戸はパリやロンドンに肩を並べる100万人の大都会に発展する。
本書は都内の発掘事業に長年来たずさわり、関東の歴史を研究してきた著者の目を通して、江戸が世界有数の大都市になっていく秘密を解明してもらう。
地図・写真も豊富に掲載。図からも江戸の歴史がわかる一冊!

〈本書の内容〉
■第一章 「江戸・東京の下町」の形成
〈一〉東京低地の形成〈二〉江戸前島をめぐる原風景 
コラム1 家康が江戸に入ったのはいつ?
■第二章 近世城郭「江戸城」と城下の整備
〈一〉家康の江戸入部と城造り〈二〉関ヶ原以後の天下普請〈三〉大坂夏の陣以後の造営〈四〉灰燼に帰した家康・秀忠・家光の江戸 
コラム2 家康の江戸入りは秀吉が勧めた?
■第三章 江戸前島と江戸湊
〈一〉平川の付け替えと日比谷入江〈二〉江戸前島の景観変遷〈三〉五街道の起点となった江戸〈四〉江戸湊の整備 
コラム3 家康より先に江戸を整備していた北条氏
■第四章 利根川東遷事業と江戸の河川改修
〈一〉隅田川の付け替え〈二〉東遷以前の河川と治水〈三〉関東内陸部と太平洋を結ぶ利根川東遷事業〈四〉太日川から江戸川へ〈五〉小名木川・新川の整備 
コラム4 天海は江戸を魔術で守ろうとしたのか?

〈著者プロフィール〉
谷口榮(たにぐち・さかえ)
昭和36年(1961)、東京都葛飾区生まれ。国士舘大学文学部卒業後、主に東京東部(東京下町)や旧葛飾郡域をフィールドとして通史的に人々の暮らしや文化、環境の変遷を追及。立正大学・明治大学・國學院大學・和洋女子大学非常勤講師のほか、NHK教育テレビ高校日本史講座を担当。また、NHK「ブラタモリ」荒川・柴又編にも出演。現在は葛飾区産業観光部の学芸員として勤務している。おもな著作として『吾妻鏡事典』(東京堂出版)、共著に『海の日本史 江戸湾』(洋泉社)などがある。最近刊は『千ベロの聖地「立石」物語』(新泉社)。

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  • 都市計画家(アーバンプランナー) 徳川家康

    891pt/980円(税込)

    ※本書はリフロー型の電子書籍です。ご購入前にお使いの端末にて「無料サンプル」をお試しください。

    【天下人の地形利用術】

    江戸の町を知るには、家康が入る以前の江戸を知らなければならない――。
    徳川家康が入部するまでの江戸は、武蔵野の辺境の地であったという説がまことしやかに伝わるが、ほんとうに江戸は辺鄙な寒村であったのであろうか。そもそも、そのような未開の荒野であった江戸を、どうして家康は選んだのか。
    とかく、従来の研究家が語る江戸の町は、家康が江戸入りしてからの話ばかりで、家康以前の話は、太田道灌が築城したといわれる江戸城が紹介されるくらいである。
    じつは、道灌から家康までは100年ほどの空白期間があり、その空白の一世紀、江戸を支配していた人びとがいた。
    五代にわたり、戦国乱世の関東を牛耳った北条氏。かれらの存在を抜きにして江戸の発展を語ることはできない。
    北条氏は道灌築城後の江戸城を改築し、江戸の地形を巧みに利用して町づくりを進めていた。つまり、近世江戸の原型を築いたのは北条氏だったのである。
    家康が入った江戸の町は、未開の地などではなく、天下人となる家康が拠点と定めるに足る魅力十分な土地であった。
    家康は北条氏が造った江戸の町をベースにし、日比谷入江を埋め立て、神田山を開削し、河川の流路変更など大胆な町づくりを推し進めていく。
    そして、幕府を開いてからおよそ100年後、江戸はパリやロンドンに肩を並べる100万人の大都会に発展する。
    本書は都内の発掘事業に長年来たずさわり、関東の歴史を研究してきた著者の目を通して、江戸が世界有数の大都市になっていく秘密を解明してもらう。
    地図・写真も豊富に掲載。図からも江戸の歴史がわかる一冊!

    〈本書の内容〉
    ■第一章 「江戸・東京の下町」の形成
    〈一〉東京低地の形成〈二〉江戸前島をめぐる原風景 
    コラム1 家康が江戸に入ったのはいつ?
    ■第二章 近世城郭「江戸城」と城下の整備
    〈一〉家康の江戸入部と城造り〈二〉関ヶ原以後の天下普請〈三〉大坂夏の陣以後の造営〈四〉灰燼に帰した家康・秀忠・家光の江戸 
    コラム2 家康の江戸入りは秀吉が勧めた?
    ■第三章 江戸前島と江戸湊
    〈一〉平川の付け替えと日比谷入江〈二〉江戸前島の景観変遷〈三〉五街道の起点となった江戸〈四〉江戸湊の整備 
    コラム3 家康より先に江戸を整備していた北条氏
    ■第四章 利根川東遷事業と江戸の河川改修
    〈一〉隅田川の付け替え〈二〉東遷以前の河川と治水〈三〉関東内陸部と太平洋を結ぶ利根川東遷事業〈四〉太日川から江戸川へ〈五〉小名木川・新川の整備 
    コラム4 天海は江戸を魔術で守ろうとしたのか?

    〈著者プロフィール〉
    谷口榮(たにぐち・さかえ)
    昭和36年(1961)、東京都葛飾区生まれ。国士舘大学文学部卒業後、主に東京東部(東京下町)や旧葛飾郡域をフィールドとして通史的に人々の暮らしや文化、環境の変遷を追及。立正大学・明治大学・國學院大學・和洋女子大学非常勤講師のほか、NHK教育テレビ高校日本史講座を担当。また、NHK「ブラタモリ」荒川・柴又編にも出演。現在は葛飾区産業観光部の学芸員として勤務している。おもな著作として『吾妻鏡事典』(東京堂出版)、共著に『海の日本史 江戸湾』(洋泉社)などがある。最近刊は『千ベロの聖地「立石」物語』(新泉社)。

レビュー

都市計画家(アーバンプランナー) 徳川家康のレビュー

平均評価:4.0 1件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (4.0) 江戸の発展の立役者
    りんごあめさん 投稿日:2022/10/19
    【このレビューはネタバレを含みます】 それまでは田舎の湿地帯の村のようであり人口が少なかった江戸の街を、やがて京の街を凌ぐほどの人工密集地に築き上げる礎をなした、徳川家康の都市設計について多方面から迫ります。海の近くであったことを利用して埋め立て地を造成し、河川についてほぼすべて改修工事を施し、道を広くしたりするなど、綿密な計画を練って事業が行われていたことがよく分かります。現在の首都圏の地でかつてこのようなことがなされていたことを知り、驚きました。 続きを読む▼

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