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死神騎士は最愛を希う

蒼磨奏森原八鹿

（4.4）投稿数34件

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作品内容

貴女を害した全てに、俺が引導を渡そう。

王妃の命で毒を飲まされている王女リリアナは、
隣国に遊学させられた幼馴染のデュランと箒星を眺めた幸福な一夜の記憶だけを支えに生きてきた。
しかし、毒で心身共に衰弱している彼女は国王暗殺の嫌疑をかけられてしまう。
デュランは狂おしいほど恋い焦がれていたリリアナを救い出し、彼女を陥れた者たちに報復するため動き出す。
デュランに山間の別荘へ匿われたリリアナは彼と甘く触れ合うことで、
麻痺した感情と身体の感覚を取り戻していくが――。

隻眼の騎士×毒に蝕まれた王女、卑劣な謀略に踏みにじられた初恋の行方は……？

【目次】
序章
第一章
第二章
第三章
第四章
第五章
第六章
第七章
第八章
第九章
終章
あとがき

【関連ワード】
ライトノベル　恋愛　ファンタジー　ソーニャ文庫

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死神騎士は最愛を希う

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作品情報

ジャンル

：ライトノベル

恋愛・ロマンス小説 / TL小説

作品タグ

：国王 / ヤンデレ好き

※システムにて自動抽出したものを表示しています

出版社

：イースト・プレス

雑誌・レーベル

：ソーニャ文庫

DL期限

：無期限

配信開始日

： 2022年5月5日

ファイルサイズ

： 5.9MB

出版年月

： 2022年4月

ISBN

：

9784781697192

対応ビューア

：ブラウザビューア

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レビュー

死神騎士は最愛を希うのレビュー

平均評価：4.4 34件のレビューをみる

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高評価レビュー

まゆさん

(女性/－) 総レビュー数：51件

執着と書いて愛と読む。まさにソーニャ！

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ 蒼磨先生のソーニャ作品大好きです！溺愛系も良いですが、執着系も本当にお上手ですよね。ヒーロー視点が多く、ヒロインに対する執着心と独占欲をこれでもかと堪能できました。嫉妬心を抑えきれないヒーロー、良いですね。自制できず、寝ているヒロインを自分本位に襲ってしまうシーンが好きでした。（ヒロインが抵抗しないので、そこまで強引さはありません）ヒーローの甘い言葉の裏に潜む底知れない執着心と、そんなヒーローの仄暗さに気が付いていても、自分の全てを捧げるからもっと強く抱きしめて、決して離さないでほしいと願うヒロイン。この関係性が心に突き刺さりました。子供の頃に出会い、一緒に逃げようとするも引き離され、長年会えなかったにもかかわらず、お互いの存在だけが暗闇の灯火で、心の拠り所だった2人。蒼磨先生の作品は幼馴染設定のものが多く、いつも昔のエピソードが甘酸っぱくて好きです。今回も箒星を見るシーンがすごく良くて…。星空の下でのファーストキスに、「俺のものにしたい」なんて願い事、ドキドキちゃいます。執着心と独占欲の塊のヒーローですが、献身的にヒロインに尽くし愛を伝えて（囲い込んだ箱庭の中で）、ヒロインが徐々に心を取り戻していく過程に引き込まれました。ヒーローの愛の言葉によって、ヒロインの壊れかけた心が動き出すシーンはロマンチックで素敵でした。番外編も本編の雰囲気そのままで、ただ妊娠が判明してハッピー！なだけではない、2人の双方向の執着心が垣間見えて良い塩梅でした。（本編の終盤にある種付Rシーンが最高だったので、ヒーローの執着心が実ってニッコリです）まさにソーニャらしい歪んだ愛に、ミステリー要素があり、挿絵もセクシーで美しく、すべてに満足です！

0件

2025年5月19日

まのまのまのこさん

(女性/40代) 総レビュー数：6件

毒とはなにか。

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ 仄暗い、ソーニャ感あふれる執着と溺愛のお話でした。
めっちゃ好き。
毒の耐性をつけるためと名目のもと、王妃から死んでもおかしくない猛毒を摂取され続ける王女であるヒロイン。
それを支えるヒーロー。
ヒロインは心身ともに毒に蝕まれながらも、ヒーローや優しい侍女の支えのもとなんとか心の均衡を保っていたが、ある事件よりヒーローと離れ離れになり、更には盛られる毒も多くなり夢と現の境目をいったりきたりする人形のようになってしまう。

そこに長年の時を経てヒーローが救出に‥。

この死神と呼ばれるヒーローの生い立ちなども絡めて話は進みます。
毒薬、毒親、毒のような言葉、毒とは何かしら。
と考えさせられる作品。

二人の愛こそが抜けきらない永遠の幸福の毒であるのかも。

4件

2022年5月5日

スズさん

(女性/50代) 総レビュー数：232件

とても面白かった

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ 久しぶりにこれぞ執着愛、これぞソーニャという作品で出逢えて良かったです。ヒロインの幼い頃からの苦しみや辛さが伝わって来て溜まりませんでした。そんなヒロインを一途に執着的に求め続けたヒーローは凄く良かったです。ヒロインの事になると冷淡で淡々と人を親を何とも思わない所も良かったです。あれ程の想いをしたヒロインを救い出すのはそんなヒーローでなければ敵わなかったと思いました。ヒロインが段々と人間らしさと感覚を取り戻して行く所は本当に安心しました。最後は二人の子供まで身籠る事が出来て良かったです。サイトでその後を垣間見たんですが、それはそれで幸せそうで本当に良かったです。最後に最近ソーニャらしい作品とは出逢えず物足りなさと落胆が増えてたので良かったです。買って満足な一冊です。

3件

2022年5月14日

プリンさん

(－/－) 総レビュー数：5221件

好きです。

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ 歪んだ愛と執着。
しかし、大好きなヒロインを苦しめるとかではないので、ﾔﾝﾃﾞﾚですがいいです。
ヒロインは、母親に愛されず、毒をのまされ、ずっと苦しめられてきており、
心までこわしてしまいますが、同じように父親に愛されずに育ったヒーローに愛され、徐々に心をとりもどしていきます。
かなり重い愛ではありますが・・・。
二人の出生の秘密もあるので、なかなか複雑。
最終的には、ﾊｯﾋﾟｰｴﾝﾄﾞ。
ただ、昏い影をおとしてではありますが、ｿｰﾆｬ文庫らしいストーリー展開なので満足です。
そして、挿絵が本当に美しいです。男女ともにエロくて、ストーリーとあっていました。

1件

2022年5月5日

ぐれこさん

(女性/50代) 総レビュー数：40件

毒親を越えて

ヒロインリリアナは父皇帝殺しだの毒に慣れるよう毎日摂取するだの薬を盛られるだの暗く重い生活ヒーローデュランも不義の子故に暴力をうけるリリアナと逃げようとして失敗し暴力をふるわれ右手が満足に動かせなくなる挙げ句隣国に送られるだの大人の都合で酷い目にあってるだからこそ大人になってからの特にデュランの執着愛は半端じゃないリリアナの体調が良くなって弟と会ったそれだけで嫉妬に狂い襲ったりしてますから（反省はしてます）
ソーニャのヒーローだけにヒロインには激甘でヒロインのためならなんでもありですけど
奏磨先生のソーニャに外れ無しです

1件

2024年10月26日