聖人の生まれ変わりであるヒロインは、教会の言うがまま生きてきた。愛されることを知らず誰も愛さない聖女。
出来れば死にたいくらい自分の力が疎ましい。
ある時、隣国へ向かう最中に刺客に襲われるが予てより聖女を盲信する傭兵に助けられ向かう先の
皇帝(ヒーロー)に出迎えられ運命が動き出す。
愛を求めても得られなかった二人が恋に落ち、ヒーローは一人の女としてヒロインを愛する。
ヒロインは聖女であり人ではないと盲信する傭兵や教会、ヒーローの皇帝という権力と地位を欲する従妹。
なかなか面白く読めたんですが、閨シーンがくどくて食傷気味に。
個人として誰からも愛されず生きてきた二人が、互いの孤独を癒し愛し合うという王道ストーリーです。
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