ERR_MNG
漫画(まんが)・電子書籍ならコミックシーモア!
コミックシーモアをご利用の際はWebブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてください。
→設定方法はこちら
コミックシーモアをご利用の際はWebブラウザの設定でCookieを有効にしてください。
シーモアを楽しもう!
もっと見る
総合ランキング
全書籍から探す
3,500pt/3,850円(税込)
会員登録限定70%OFFクーポンで お得に読める!
会員登録して70%OFFで購入
お気に入りに追加
小説・実用書
ランキング
最新刊を見る
新刊自動購入
通り抜ける音が、巷の情動(こころ)に響きわたる――数十年の停滞ののち再起した、路上の巡回広告業ちんどん屋。大阪の路地裏、震災後の仮設住宅、脱原発集会など、様々な場に集う情緒、力、関係が、〈ヒビキ〉によってあらわになる。初のちんどん屋研究書。◇推薦の辞より彼女の質問は、実にきめ細かく執拗だった。出版を心から喜ぶ――林幸治郎(ちんどん通信社創始者)本書は刺激的な議論に満ちている。〔ちんどんは〕洋楽受容の歴史のど真ん中にある――大熊ワタル(音楽家/文筆家)◇解説よりヒビキは現場の人を?ぎ、歴史の蓄積を縫い合わせ、情動を活性化する……本書はちんどん屋を見たことのない読者に向けて、今日的な音楽/音響研究の諸テーマへと導くのに巧みだが、彼らを見聞きし、よく知っているつもりの日本人読者にとっても新たな発見に富むだろう。――細川周平(音楽学者)◇本文「プロローグ」よりある日、私はこの〔渋谷のスクランブル〕交差点を歩いていた。心身ともにかなり弱っていたときだったこともあり、至るところに氾濫する消費主義の感覚的標徴に圧倒され、すでに経験していた孤独の感覚がさらにはっきりと浮き彫りになった。そんな中、突然、交差点を横切ってそれぞれの道を歩く人の波の中で、大阪でインタビューをしたちんどん屋の林幸治郎の言葉がよみがえってきた。「家の中にいる人に聞かせているのよ。……街中ハッピーな人はいないよ。あんまりね。……鬱の人が〔家から〕出てくるような音を〔出さなきゃいけない〕」。インタビューのときは、その発言はなんだか悲観的なように聞こえた。もしかして、自分自身の苦難を大阪都市部の見えない聴衆に投影しているのではないかとさえ思った。でも、そのとき、交差点の途中で、私は突然、林と同じように世界が聞こえたのだ。この群衆の中で孤独の重さを感じていたのは私だけではないだろう。ちんどん屋の実践者がどのように社会関係やその断絶を「聞いている」のか、私はそのとき理解した。……ちんどん屋の音の労働は、ある社会的つながりに関する哲学に深く根ざしているということに気づいたのだ。……彼らの仕事が作り出そうとする音のアフォーダンス(環境が生み出す能力)に注目することで、公共空間をいかに理解しうるのか、そして、ちんどん屋の音が響く都市空間においていかなる社会的結合と断絶が生起しているのか、ということを考察していきたい。※本電子書籍は巻頭にカラー写真があります。
9784790717805
この作品はまだレビューがありません。
レビュー投稿で最大1000pt!
1位
変な絵
2位
わたしの幸せな結婚
3位
拝啓見知らぬ旦那様、離婚していただきます
4位
変な家2 ~11の間取り図~
5位
軍神の花嫁
6位
変な家 文庫版
7位
結界師の一輪華
8位
意地悪な母と姉に売られた私。何故か若頭に溺愛されてます
9位
私が見た未来 完全版
10位
小説 ブルーロック 戦いの前、僕らは。
11位
八咫烏シリーズ
12位
もう明日が待っている
13位
成瀬は天下を取りにいく
14位
キレイはこれでつくれます
15位
丸の内で就職したら、幽霊物件担当でした。
16位
ブリジャートン家
17位
皇帝の薬膳妃 紅き棗と再会の約束
18位
後宮の検屍女官
19位
【合本版】暁花薬殿物語
20位
レーエンデ国物語
奉公物語~僕のお嬢様~【タテヨミ】
ここからはオトナの時間です。
ホタルの嫁入り【単話】
やり直し新卒は今度こそキミを救いたい!?(フルカラー)
離婚予定の契約婚なのに、冷酷公爵様に執着されています(分冊版)
妖狐の旦那さま~大正花嫁奇譚~
レンタル・マーダー~復讐のプロ、お貸しします~
元夫から「ロミオメール」が届いた件について
売られた辺境伯令嬢は隣国の王太子に溺愛される
どうせ捨てられるのなら、最後に好きにさせていただきます 【連載版】
パンティーノート ~下着で交わる秘密ごと~(フルカラー)
【単話】拝啓見知らぬ旦那様、離婚していただきます
秘密の授業
親友の秘密(フルカラー)
noicomi鬼の花嫁
名も知らず
パラダイス・プール
変な家 【連載版】
恩を仇で返された令嬢の家族が黙っている訳がない【単話版】
最下層から逃れてきた宮女見習いは虎皇帝の花嫁となる
小説・実用書 > 小説・実用書
小説・実用書 > 阿部万里江
小説・実用書 > 輪島裕介
小説・実用書 > 世界思想社