歴史を体感させる演劇とアニメーションの可能性!
アニメーションや演劇を通して歴史を「体感する」ことを提唱し、演劇を通してその地域を全体的に考える意味を再確認するとともに歴史を学び、そこで造られる文化のハイブリッド化がグローバル文化の先例になることを示す。そして、アニメーション・ドキュメンタリーを検証する場を、「個人から」世界史を捉え直す場として提唱する。
【目次】
はじめに
第一章 映像で歴史を体験する――アニメーションの「イラスト化」と「コンテクスト化」
第二章 歴史、事実とアニメーション――ドキュメンタリーとの接点
第三章、演劇『スリーウインターズ』と「体感する世界史」――要としての家族、事実とフィクションの間
まとめと結び