■仏教の教えと、人生経験から編み出された42の智慧
本書は「心の習慣」を正して、
穏やかな気持ちで生きる方法を解説した本です。
誰もがすぐにでも生活に取り入れられる
「42の心の習慣」をまとめました。
著者の荒了寛さんは
天台宗をハワイに広めた天台宗ハワイ開教総長(大僧正)。
1973年にハワイおよびアメリカ本土での布教活動を始めたものの
檀家・信徒の少ない天台宗のハワイ開教は困難を極め
たいへんな苦労をされました。
■そんななかで、宗派を超えた活動が重要と考え、
日本文化の紹介と普及に取り組み、日本語学校、美術院を創設。
自らも独自の技法で仏画を描き
仏教伝道を兼ねた作品展を国内外で開催しています。
1986年からワイキキの運河で始めた「ホノルル灯篭流し」は
いまではハワイ最大の宗教行事に。
そうした功績が評価され
2011年、宗教家としては異例の外務大臣賞を授与。
現在もハワイの日系社会の重鎮として活躍されています。
本書はそんな荒了寛さんの人生経験と
仏教の教えから生まれた「生きるヒント」をまとめました。
※本書は2013年1月にフォレスト出版から刊行された
『365日を穏やかに過ごす心の習慣。』を改題・再編集したものです。
■目次
第1章 人生に迷ったときには
第2章 心の重荷を軽くする
第3章 相手を思いやれば幸せがやってくる
第4章 たいせつにしたいさまざまなこと
第5章 百年先の未来も変わらぬもの