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「イクメン」を疑え!
1巻配信中

「イクメン」を疑え!

900pt/990円(税込)

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作品内容

その神話は いま、解体される――。
『クレイマー、クレイマー』などの人気映画にひそむ罠とは?
新進気鋭のアメリカ研究者が「イクメン」の文化的イメージを斬る!!

-----
日常のいたるところで濫用され、消費されている「イクメン」という表現。本書は、自身も子育て中のアメリカ研究者が「イクメン」という言葉そのものに疑義を抱くところから始まる。

日米の保育史と実情を比較するとともに、『クレイマー、クレイマー』や『幸せのちから』をはじめとした誰もが知る映画、雑誌、小説、ビジネス書など、「イクメン」がテーマの日米(英)作品の文化的イメージを分析。その言説が新自由主義と手を組んで「男性の育児」をあくまでビジネス的な観点から評価し、「女性の育児」と区別している事実に迫る。

2022年10月から改正育児・介護休業法により「産後パパ育休」が施行され、23年4月からは育児休業取得状況の公表が義務化。「イクメン」という言葉の流布から10年以上が経ち、再び注目されるキーワードになった今こそ、その意味を構造的に問いなおす。無批判に「イクメン」文化を受け入れてきた日本社会に対する、強烈なカウンターオピニオン!
-----
私はつねづね、「イクメン」という言葉に違和感を持っていた。
この言葉に込められた「育児をする男性は格好良い」という軽いニュアンスが、どうにも好きになれなかった。
(中略)私は「男性は育児をしなくてよい」と主張しているわけではない。
そうではなくて、「男性が育児をするだけでは不十分である」というのが本書の提起する論点のひとつである。
母親に比べて父親が育児を担う割合が大幅に少ないという日本の現状を鑑みれば、「イクメン」という言葉にはある種の存在意義があったかもしれない。
けれども、いつまでもその言葉に固執していると、見えなくなるものがあるのではないだろうか?(「はじめに」より)
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【目次】
第一章 日本の父親は遅れている? 日英版『FQ』を比較する
第二章 アメリカの保育史
第三章 日本における保育と新自由主義
第四章 フレンチトーストの神話を解体する――『クレイマー、クレイマー』
第五章 見えない父親――『ミセス・ダウト』
第六章 黒人の父親と能力主義――『幸せのちから』
第七章 ビジネススキルとしての育児
第八章 ケアする男性、ケアされる男性

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  • 「イクメン」を疑え!

    900pt/990円(税込)

    その神話は いま、解体される――。
    『クレイマー、クレイマー』などの人気映画にひそむ罠とは?
    新進気鋭のアメリカ研究者が「イクメン」の文化的イメージを斬る!!

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    日常のいたるところで濫用され、消費されている「イクメン」という表現。本書は、自身も子育て中のアメリカ研究者が「イクメン」という言葉そのものに疑義を抱くところから始まる。

    日米の保育史と実情を比較するとともに、『クレイマー、クレイマー』や『幸せのちから』をはじめとした誰もが知る映画、雑誌、小説、ビジネス書など、「イクメン」がテーマの日米(英)作品の文化的イメージを分析。その言説が新自由主義と手を組んで「男性の育児」をあくまでビジネス的な観点から評価し、「女性の育児」と区別している事実に迫る。

    2022年10月から改正育児・介護休業法により「産後パパ育休」が施行され、23年4月からは育児休業取得状況の公表が義務化。「イクメン」という言葉の流布から10年以上が経ち、再び注目されるキーワードになった今こそ、その意味を構造的に問いなおす。無批判に「イクメン」文化を受け入れてきた日本社会に対する、強烈なカウンターオピニオン!
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    私はつねづね、「イクメン」という言葉に違和感を持っていた。
    この言葉に込められた「育児をする男性は格好良い」という軽いニュアンスが、どうにも好きになれなかった。
    (中略)私は「男性は育児をしなくてよい」と主張しているわけではない。
    そうではなくて、「男性が育児をするだけでは不十分である」というのが本書の提起する論点のひとつである。
    母親に比べて父親が育児を担う割合が大幅に少ないという日本の現状を鑑みれば、「イクメン」という言葉にはある種の存在意義があったかもしれない。
    けれども、いつまでもその言葉に固執していると、見えなくなるものがあるのではないだろうか?(「はじめに」より)
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    【目次】
    第一章 日本の父親は遅れている? 日英版『FQ』を比較する
    第二章 アメリカの保育史
    第三章 日本における保育と新自由主義
    第四章 フレンチトーストの神話を解体する――『クレイマー、クレイマー』
    第五章 見えない父親――『ミセス・ダウト』
    第六章 黒人の父親と能力主義――『幸せのちから』
    第七章 ビジネススキルとしての育児
    第八章 ケアする男性、ケアされる男性

レビュー

「イクメン」を疑え!のレビュー

平均評価:3.0 2件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (1.0) 育児に関して映画?浅いですね。
    カメ太さん 投稿日:2024/1/1
    育児書の研究で江戸時代に書かれたものに、武家の父親専用の育児書がありました。武士は長子世襲制の形式です。 ですが、子供がいない場合、優秀な子供を親族から養子にしたり、娘婿に迎えたり。 色々とお家を守る様々な方法がありました。 乳児死亡 率の高い、江戸時代育児は、家の一大事。 当主である、父親に向けて書かれたものは、慈しみを持って関わる。内容は、割愛します。 農業国家だったため、農家は、家族単位ではなく、村全体で育児していました。畑の木陰に大きな籠に布団をしいて赤ちゃんも面倒見ながら、働く。 大きめの少年少女がおんぶして、おしめ変えたりお風呂入れるなんてあたりまえ。男女関係なく子育てしました。 つまり、近代国家以降の育児が、突出して異常だった事になります。 大正時代から始まった、核家族化と太平洋戦争と先進国工業化。 専業主婦と言う名の便利な存在。 父親の父性を育てる環境が破壊された、それが幕末からの日本の歴史です。 歴史的な経緯を勉強してもろてから書いて欲しいです。 もっとみる▼

高評価レビュー

  • (5.0) イクメンのイメージを斬る
    ara_araさん 投稿日:2023/12/31
    【このレビューはネタバレを含みます】 本書の主張する通り男性も育児を担当することに反対ではなく、むしろ積極的に取り組むべきだと思う。しかしその「イクメン」のイメージの溺れて家庭内に退嬰することは決して賛成できない。男性も女性も社会で貢献することを第一義にしないと日本は危うい。 続きを読む▼

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