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小説・実用書
君が死にたかった日に、僕は君を買うことにした
1巻配信中

君が死にたかった日に、僕は君を買うことにした

680pt/748円(税込)

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204pt/224円(税込)

作品内容

「買わせてくれない? 君の時間を、月20万円で」
 高校2年の冬。枕元には母の骨があった。長く闘病した母が死んで、一度も頼れたことなどなかった父は蒸発した。
 全てを失った少年・坂田は、突然目の前に現れた西川と名乗る男に、奇妙な取引を持ちかけられる。
 母の葬儀代を稼ぎたい一心で応じた坂田に、実は同い年だという西川が提示した条件は、更に不可解なものだった。
 1.毎日、高校にくること
 2.僕と同じ大学に合格して通うこと
 3.今日から友人として振る舞うこと
 金で結ばれた関係はやがて説明のつかない「本物」へと形を変える。愛に飢えた少年たちが紡ぐ、透明な青春譚。

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1巻から|最新刊から

作品ラインナップ  1巻まで配信中!

  • 君が死にたかった日に、僕は君を買うことにした

    680pt/748円(税込)

    「買わせてくれない? 君の時間を、月20万円で」
     高校2年の冬。枕元には母の骨があった。長く闘病した母が死んで、一度も頼れたことなどなかった父は蒸発した。
     全てを失った少年・坂田は、突然目の前に現れた西川と名乗る男に、奇妙な取引を持ちかけられる。
     母の葬儀代を稼ぎたい一心で応じた坂田に、実は同い年だという西川が提示した条件は、更に不可解なものだった。
     1.毎日、高校にくること
     2.僕と同じ大学に合格して通うこと
     3.今日から友人として振る舞うこと
     金で結ばれた関係はやがて説明のつかない「本物」へと形を変える。愛に飢えた少年たちが紡ぐ、透明な青春譚。

レビュー

君が死にたかった日に、僕は君を買うことにしたのレビュー

平均評価:4.7 3件のレビューをみる

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高評価レビュー

読後に宮沢賢治を読みたくなった
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ これはなんというか、ライトノベルではないだろー!って思います。
ラノベだともっと何かが欲しい。とか、モヤっとしたものが残る。ってなるかもしれない。
でも、この本の良さはその余白の美しさだと思うんですよ!
ラノベというよりは純文学に近い美しさだと思うんです。
電撃小説大賞をよく知らないんですが、個人的に「女による女のためのR-18文学賞」の雰囲気に近いと思いました。
彩瀬まる先生、滝田愛美先生、町田その子先生の書く世界観に近い気がしました。

設定は不憫さてんこ盛りなのに、文章は淡々としていて、でも心理描写は生々しくて。この作者さんは、諦念の向こうにある感情をよく知っているんだな。と、いろんなものが読んでてぐちゃぐちゃになって、でもその静かな文章に救われもしました。

久しぶりに泣けたけどでも気持ちは妙に穏やかで、尾崎放哉とか山﨑方代の詩を読み返したくなりました。
でも1番最初に浮かんだのは、直裁的だけど宮沢賢治の「永訣の朝」で…
芸術という意味で、美しい本を読んだ。って久しぶりに思いました

これはちょっと本当に映画化して欲しいなぁ。
いいね
0件
2025年6月27日
愛って何?
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ タイトルに引かれて読みました。「透過色彩のサイカ」が元のタイトルで、第29回電撃小説大賞 選考委員奨励賞受賞作品です。前章は「透過色彩の災禍」で後章は「透過色彩の歳華」、歳華とは年月のこと。君の時間を月20万円で買わせてくれない?ー病気の母親を亡くし、借金を背負って働く坂田史宏は高校2年生ですが学校に通えておらず、そんな史宏に良家の子息 西川香月は同じ大学に進学して友人として振る舞うことを条件に資金提供を申し出ます。家庭的に恵まれない子供の不安定な境遇が多く書かれていて胸が詰まるような気持ちがして泣けました。この契約の裏にあるものに意外性がなく、湿っぽくならずに淡々としていてよかったような、物足りなかったような、何か香月に向けての言葉でもあればよかったように思いますが、その必要はなかったのかもしれません。年を経ると香月の思いが文宏にもっと届くような気がします。
2023年7月 総174ページ 挿絵なし
いいね
5件
2023年10月11日

最新のレビュー

深い物語でした。大好きな作品です。
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ この物語を拝読してみようと思ったきっかけは、覚えてません。

物語の中盤当たりまで、奴(西川香月)が何の目的で、お金を払ってまで、坂田をそばにいて欲しかったのか、全く分かりませんでした。物語を拝読して行くうちに、きっかけは何であれ、奴(西川)をそばにいさせる手段は、奴(西川)が使える力を利用したにせよ、奴(西川)自身の本能に対しての欲は求めてはいなく、そこに、私は奴(西川)の無償の愛的なものを感じましたが、そこは奴は(西川)坂田の自由にお金を支払ってるので、無償では無いですが、奴(西川)も罪悪感の様なものを感じてた様で、のちに坂田は奴(西川)のその行為を肯定してるので良かったと思います。

愛する者を残してこの世を去る・・そのようなお方の心に存在する思いは、私にはあくまでも想像で私の語彙力では全く届かないところにあるんだろうと思います。
奴(西川)の場合は、坂田を信用し安心して去って逝ったと思います。

そして、私がこの作品から痛烈に感じた課題みたいな、仏教の教えの諸行無常で、それでも消えてなくなることは無く、心に残っていく。これは現実です。その時はどんなに深く心に刻んでも、時間がたてばってことですね。寂しいですが、これも生きていくってことなんでしょうね。

奴(西川)も周りの温かい人々に恵まれてましたが、坂田にも豊田がいて本当に良かったと思います。
奴(西川)の心情より坂田の心情の方が多く語られてますが、私には坂田の心情や物語全般から、奴の(西川)の思いの方も強く伝わってきたと思っています。

この作品は私に、生きる人生のその時の出来事を心に深く刻み込んだとしても、それもまた永遠ではない、そう感じてたのは私だけでは無いことを再確認し安心させられた作品で、他にも胸につく描写もあり、物語の後半辺りから心が揺さばれ、拝読し終えた余韻は放心状態でした。

この作品にも出会えて感謝です。素晴らしい作品でした。成東志樹先生ありがとうございました。
いいね
0件
2026年5月18日

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