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私労働小説 ザ・シット・ジョブ
1巻配信中

私労働小説 ザ・シット・ジョブ

1,500pt/1,650円(税込)

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450pt/495円(税込)

作品内容

「あたしのシットはあたしが決める」
ベビーシッター、場の夜間作業員にホステス、社食のまかない、HIV病棟のボランティア等。「底辺託児所」の保育士となるまでに経た数々の「他者のケアをする仕事」を軸に描く、著者初の自伝的小説にして労働文学の新境地。

「自分を愛するってことは、絶えざる闘いなんだよ」
 シット・ジョブ(くそみたいに報われない仕事)。店員、作業員、配達員にケアワーカーなどの「当事者」が自分たちの仕事を自虐的に指す言葉だ。
他者のケアを担う者ほど低く扱われる現代社会。自分自身が人間として低い者になっていく感覚があると、人は自分が愛せなくなってしまう。人はパンだけで生きるものではない。だが、薔薇よりもパンで生きている。
数多のシット・ジョブを経験してきた著者が、ソウルを時に燃やし、時に傷つけ、時に再生させた「私労働」の日々、魂の階級闘争を圧巻の筆力で綴った連作短編集。
■声を出さずに泣く階級の子どもがいる。
■水商売では年齢と美醜で判断されて、失礼な言葉や態度を許容することでお金を貰う。失礼を売り、失礼を買う。失礼は金になるのだ。
■何かを感じたり、ムカついたりする主体性のある存在として認識しない者は、相手の賃金だけでなく、人間としての主体性さえ搾取している。
■革命とは転覆ではなく、これまでとは逆方向に回転させることなのかもしれない。

【目次】
第一話 一九八五年の夏、あたしたちはハタチだった
第二話 ぼったくられブルース
第三話 売って、洗って、回す
第四話 スタッフ・ルーム
第五話 ソウルによくない仕事
第六話 パンとケアと薔薇
あとがき
※本書は「小説 野性時代」2021年4月号、22年1月・5月・9月号、23年1月・5月号に掲載された作品を書籍化したものです

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  • 私労働小説 ザ・シット・ジョブ

    1,500pt/1,650円(税込)

    「あたしのシットはあたしが決める」
    ベビーシッター、場の夜間作業員にホステス、社食のまかない、HIV病棟のボランティア等。「底辺託児所」の保育士となるまでに経た数々の「他者のケアをする仕事」を軸に描く、著者初の自伝的小説にして労働文学の新境地。

    「自分を愛するってことは、絶えざる闘いなんだよ」
     シット・ジョブ(くそみたいに報われない仕事)。店員、作業員、配達員にケアワーカーなどの「当事者」が自分たちの仕事を自虐的に指す言葉だ。
    他者のケアを担う者ほど低く扱われる現代社会。自分自身が人間として低い者になっていく感覚があると、人は自分が愛せなくなってしまう。人はパンだけで生きるものではない。だが、薔薇よりもパンで生きている。
    数多のシット・ジョブを経験してきた著者が、ソウルを時に燃やし、時に傷つけ、時に再生させた「私労働」の日々、魂の階級闘争を圧巻の筆力で綴った連作短編集。
    ■声を出さずに泣く階級の子どもがいる。
    ■水商売では年齢と美醜で判断されて、失礼な言葉や態度を許容することでお金を貰う。失礼を売り、失礼を買う。失礼は金になるのだ。
    ■何かを感じたり、ムカついたりする主体性のある存在として認識しない者は、相手の賃金だけでなく、人間としての主体性さえ搾取している。
    ■革命とは転覆ではなく、これまでとは逆方向に回転させることなのかもしれない。

    【目次】
    第一話 一九八五年の夏、あたしたちはハタチだった
    第二話 ぼったくられブルース
    第三話 売って、洗って、回す
    第四話 スタッフ・ルーム
    第五話 ソウルによくない仕事
    第六話 パンとケアと薔薇
    あとがき
    ※本書は「小説 野性時代」2021年4月号、22年1月・5月・9月号、23年1月・5月号に掲載された作品を書籍化したものです

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私労働小説 ザ・シット・ジョブのレビュー

平均評価: 4.0 1件のレビューをみる

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最新のレビュー

生々しく、それでいて希望を失わない作品
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 労働をめぐる著者の体験を素材にしながら、現代社会の価値基準そのものへと鋭く切り込む私的階級闘争の記録――。

ケアや接客といった、社会を下支えしながらも軽んじられがちな仕事の現場で、著者は自尊心や身体感覚が削られていく瞬間を丹念にすくい取る
そこで問われるのは賃金の多寡だけではなく、人は何を差し出し、何を守りながら働いているのかという根源的な問い‥
怒りと諧謔をないまぜにした筆致は痛快で、読み手の胸に小さな火を灯す
労働をめぐる言葉がこれほど生々しく、それでいて希望を失わない作品

働くすべての人に届く一冊
いいね
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2026年2月15日

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