日本各地には、海にまつわる民話が数多く残されています。
それぞれの地域で長く語られてきた教訓や警鐘、
口伝という方法で親から子へと継承してきた「海ノ民話」。
この本を片手に、あなたのまちの「海ノ民話」に触れ、
その物語が伝えようとしていることに、思いを馳せてみてはいかがでしょう。
【目次より】
「海ノ民話のまちプロジェクト」主なアニメーション作品紹介
特別インタビュー Aマッソ加納(お笑い芸人)
ようこそ、海ノ民話の世界へ。
第1章 なぜ、いま改めて「海ノ民話」なのか? 民話は何を継承してきたか
インタビュー 永井紗耶子(作家)
インタビュー 久保華誉(口承文学研究者)
シンポジウム 海にまつわる物語をアニメで継承 広がり続ける「海ノ民話」の可能性
民俗学で読み解く「海ノ民話」 飯倉義之(國學院大學教授)
第2章 新しい「海ノ民話」をつくるという視点
インタビュー 福永壮志(映画監督)
モノローグ 青柳碧人(作家)
第3章 「海ノ民話」をどのような媒体で表現で伝えていくか
「海ノ民話」をアニメに その実証的手法とは
~口承に代わる伝承~「海ノ民話のまちプロジェクト」 沼田心之介(アニメ監督・プロデューサー)
インタビュー 樋口雅一(アニメ監督)
インタビュー ふくだるな(アニメクリエイター)
インタビュー 沼田心之介(アニメ監督)
特別寄稿 津堅信之(アニメーション研究者)
第4章 「海ノ民話」を次世代に伝えるために
各界有識者が語る「伝承の在り方」現在と未来
インタビュー 里 浩彰(お茶の水女子大学特任教授)
特別寄稿 石村 智(研究者)
など