やりたいことがわからない人でも、
仕事のモチベーションを高められる
これまで職場の同僚や、友人や家族から、次のようなことをいわれたことはないでしょうか。
「自分はできる!と 信じることが大事」
「誰でもアップダウンはあるよ」と。
「私はできる!」と研修やセミナーなどで連呼した経験がある方もいらっしゃるでしょう。
ですが、一時的にハイテンションになるだけで、研修が終わったらまたもとの状態に戻ってしまい、モチベーションが上がらない………ということはないでしょうか。
それもそのはず、一時的に気分が高揚することとモチベーションは区別して考える必要があるからです。
無理にポジティブになろうとして振る舞っても、反動で落ち込んでしまうことがあります。そうなると「やっぱり自分はダメだ」と思ってしまい、さらにモチベーションが下がる、という悪循環に陥ります。
本書にある「モチベーションを高めるアプローチ」は、「無理してポジティブになる」方向性とはまったく逆なのです。
やりたいことがわからない人でも、自分の欲求を満たすことで、モチベーションのベースをつくれます。
さらに、自分の人生は自分が主導権を握ると主体的な意識をもつことで、楽しさを感じられるようにもなるのです。
実は、ずっとやりたいことがわからず悩みつつけてきました私自身が、会社員時代に知りたかった知識やノウハウをギューッと濃縮した実用書です。
読者の皆さまが、自分の価値観にあった欲求の満たし方を知り、モチベーションを高めて仕事ができるようになっていただければ幸いです。