2050年、日本の上場企業数は半減する。「シナジー」幻想を捨て、総合商社を再評価したバフェットの投資哲学に、価値を創出する多角経営を学べ!
再生コンサルを専門とする著者が、巨大企業隆盛の時代に、間違った「選択と集中」ではなく、正しく企業を成長させる方策を提示する。
コングロマリットは、本質的に、株価やビジネスを押し下げるようなディスカウント要因ではない。むしろ、株価や業容を押し上げるプレミアム要因と考えられる。それは経営次第なのだ。これからは、いかに「コングロマリットプレミアム」を創造するかが、経営者やビジネスパーソンに求められている。 (「第1章」より)
【目次】
第1章 コングロマリットプレミアム――バフェットの価値投資と不確実な時代
第2章 世界のコングロマリットが縮む日本企業を取り囲む
第3章 日本の巨大企業解体史――「財閥解体」と「選択と集中」
第4章 世界経済はコングロマリットが動かしている
第5章 2050年日本の上場企業は半減する――日本経済を沈ませないために
経営者のための正しい多角化論 世界が評価するコングロマリットプレミアム(1巻配信中)