認知症は、脳の病気や障害などで脳の認知機能が低下し、生活に支障をきたす病気です。2025年には認知症と軽度認知障害の患者数は700万人を超え、2040年には65歳以上の3人に1人が認知症になるといわれています。
認知症は、患者本人はもちろん、介護する家族も、症状が進行するほどにとても苦しむ病です。そのうえ、現在の医学では完全に治すことができません。
ただ、「東洋医学の1つ、鍼灸の力で認知症の症状が改善する」と言われたら、どんなふうに思いますか?
本書では認知症に効果がある10分ケアとして自宅でもできるツボ押しの方法を紹介します。また、認知症の母親の介護の際に東洋医学に出会い、鍼灸学校に通い、そして認知症専門鍼灸師の資格を得た著者の体験談、そして認知症を改善し、進行を遅らせる効果がある三焦鍼法の解説をまとめました。
認知症で困っている方、「認知症かも?」と不安に思っている方、その家族、必読の一冊です! ぜひ、お試しください。