獣人と人間で恋愛結婚を果たしたアナリーズは、夫婦となった後に夫のジョイに「運命の番」が見つかったと知る。身を引こうとしたものの、ジョイからの「運命の番がいても他の女性を愛して生きていく方法を見つけたから離婚したくない。愛しているのはアナリーズだけだ」という言葉に頷いてしまう。ジョイと夫婦であり続けるため、ジョイが「運命の番」と定期的に恋人のように過ごす日々に耐えるアナリーズ。心身ともに疲労していく彼女を助けてくれたのは、相思相愛だったはずのジョイではなく、結婚前から何かと気にかけてくれた職場の仲間達で…… ※電子版は単行本をもとに編集しています