プロ棋士でありながら、「教授」の愛称で親しまれる勝又清和七段。東京大学教養学部で勝又七段が11年にわたり行ってきた講座をもとに、将棋の伝統や歴史、対局を楽しむための知識、昨今のAI研究などについて解説。対局中にプロ棋士が考えていることは? 対局までの準備は何をしているのか? 棋士ならではのエピソードも多数掲載。
【目次】
第1章 将棋界とはどういう場所か
第2章 棋士は複雑な局面をどう読むか――人間とAIの思考の違い
第3章 将棋の基礎を知る――読みのテクニック
第4章 棒銀(居飛車)、振り飛車を知る
第5章 棋士の思考――対局から知る大局観
第6章 将棋の歴史
章7第 プロ棋士になるには