FS作戦成功、米豪の連絡遮断……日本帝国が新たなる敵に挑む!
ハワイ奇襲に成功、ミッドウェー海戦でも勝利したことで帝国海軍への国民の期待が高まる。それに対し陸軍首脳部はいらだちを強め、昭和17年7月28日、辻政信の指揮する陸軍部隊が連合艦隊司令長官・山本五十六宅を包囲。だが政府・海軍・宮中は事前に情報を察知し、最悪の事態を避けることができた……。大東亜戦争の開戦から1年、日本は南方の資源地帯を確保して長期不敗体制を構築。ソロモン海戦では米空母部隊を打ち破り、フィジー、サモアも支配下に収めた。そして、米豪連絡線を断つべく豪州作戦の始動へと動き出す!
帝国必勝の道を探る大型仮想戦史「大東亜大戦記」シリーズ、第2弾。
●羅門祐人(らもん・ゆうと)
福岡県出身。血液型はO型。星座は山羊座。少林寺拳法三段。主な著書は『元祖羅門堂病院』『蒼き波濤』『独立愚連艦隊』『天軍戦国史』『列島大戦NEOジャパン』『超極級戦艦「八島」』など。
●中岡潤一郎(なかおか・じゅんいちろう)
1968年生まれ。獨協大学経済学部修士課程修了後、テクニカルライターに。1996年『決戦!津軽海戦 鋼鉄の嵐 維新篇』で商業デビュー。以降、架空戦記、時代小説を中心に執筆。近作に『同心若さま流星剣』シリーズ、『浪人上様織田信長』シリーズ(いずれもコスミック時代小説文庫)がある。競馬好き。関東圏の競馬場、特に中山競馬場、船橋競馬場によく出向く。