今、保育園は足りないくらい必要とされているのに、保育する人が不足している。
どうしてなのか、ごく一部ではあるが運営側、保育者側、保護者側から見えてくるものをそれぞれ紹介されている。
保育者の思い、保護者の思い、子どもたちが置かれるべき環境など、著者の経験から一人の意見として、思いが書かれている。
疑問や不信感を抱く瞬間がありながらも、保育はこうあってほしいという願いがひとりでも多くの人に届いて「子どものための保育環境」へ願いが少しでも、実現しますように…という想いが詰まった一冊です。
運営者、同業者、保護者、もちろん違う職種の方も、人と人との繋がりが深い、この「保育現場の本当のところ」を読んで共感してくださると幸いです。ひとりでも多くの人の心が救われますように。