「読む」解像度が上がれば「書ける」ようになる!
作家は作品をどう読んでいるのか?──プロの書き手の読み方を知ることで、小説やエッセイ、漫画からウェブメディアでの執筆まで、書く技術を向上させよう
優れた作家になるための第一歩は、優れた読書家になること。プロの書き手が行っている「分析的読み方」を学ぶことで、自分の作品を書き出す一歩が見つかり、さらに書き手としてのスキルを高めることができる──そんな「書く」ための学びとなる読書術を徹底伝授。本書は、ジャンル、ナラティブアーク、キャラクター造形、語りの視点など執筆術の使われ方をひもときながら、現代の小説やノンフィクション、詩、SNS、ブログなどの豊富な引用例を繰り返し読むことで、創作に役立つ効果的な読み方(=精読)が自然と身につく一冊である。
【本書のポイント】
・すべての「書く」人に役立つ「読み方」がわかる
・創作理論が実際の作品にどう使われているかを学べる
・言葉にする力を育て、自作の文章に応用できる
・引用作品を多角的な視点から何度も読み込むことで、分析的読書の訓練ができる
・各章末に引用作品の考察のポイントと自作のための執筆のヒント付き