新たな韓国文学はここから始まる。
自分たちの許されぬ関係を本にしたいのだけど――「僕たち」
破局を迎えた知人夫婦、その家に住むと…――「明日の恋人たち」
どうやら伯母はスイスで安楽死をするようだ――「より人間的な言葉」
親友の赤ちゃんを落としてしまった僕は――「平穏無事な現代生活」
父と母の不幸な夫婦生活の終わり――「二人の世界」
自殺しようとした母の人生はどう描かれるべきか――「未来のかけら」
韓国文学の新星・チョン・ヨンス、初邦訳短編集。
6つの物語の揺らぎがあなたの心を未来へ誘う。
ここには私の隣人が描かれている――カバー裏には、金原ひとみさんの書評も掲載!