【特集1】トランプ後
10年間。
その初当選から、世界は予測不可能な政治に
呑み込まれてきた。
多様性はじめ理念を切って捨てた第2次政権。
国内ではICE(移民税関捜査局)から司法省まで、
行政機関が政権の武器となり、人びとを虐げている。
「戦争をしない」との言葉を裏切っての
ベネズエラへの軍事侵攻。イラン戦争。
国連軽視は強まり、ICC(国際刑事裁判所)の
「解体」宣言など、法秩序に刃が突きつけられた。
残り2年。
「反リベラル」の潮流はどこへ向かうか。
トランプ後の世界を生きるための歴史地図。
【特集2】防災という人権
日本の避難所はなぜ変わらないのか。
10年前の熊本地震では、車中で避難を
続けた人たちが多く災害関連死で亡くなった。
今年7月末の地震では、酷暑のもと冷房が使えない、
停電の続くところもあった。
避難所の環境は、被災した人たちの人権に直結する。
その権利は、被災者支援、
避難対応の中心に据えられているか。
政策のなかで、被災地の周縁で、復興の陰で、
見過ごされてきた人たちがいる。
激甚化・複合化する災害の時代、
いかに一人ひとりを助けられるか。
「防災立国」の死角を問う。
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