陽光が容赦なく降り注ぐ開放された空間で、彼女は不意に背後を振り返ります。
麦の穂を思わせる明度の高い髪が、旋回する動作に遅れて宙を舞い、その軌跡が残像として視界に焼き付きます。幾重にも重ねられた薔薇色の布地は、波打つ装飾を纏いながらも、腰から下の領域においては驚くほど大胆な欠落を露呈しています。
背面に回り込んだ視線が最初に捉えるのは、ドレスの裾が描く華やかな曲線と、その内側に隠されるはずだった、極めて細い一本の紐状の布です。左右に分断された豊満な肉の塊は、その僅かな繊維によって中央を辛うじて区切られているに過ぎず、歩行や体重移動のたびに、その境界線は容易く埋没と再浮上を繰り返します。
柔らかな布の装飾性と、剥き出しにされた肌の生々しさの落差は、見る者の視覚認識に混乱をもた