ガンダム47年、ゴジラ71年、ドラえもん56年、コナン32年、マリオ45年、FF38年、ポケモン30年――。アニメ、ゲーム、映画などの名作のうち、単発ヒットで終わる作品と、長期的・多面的に稼ぎ続けるIPへと進化する作品は、どこが違うのか? ゲームデザイナーとして数々の受賞歴があり、アニメの世界観監修なども手掛ける著者が、「ストーリー」「キャラクター」「世界観」という3つの視点から、「永久不滅のIPの法則」を解き明かす。
●取り上げる作品
ガンダム/鬼滅の刃/ドラゴンボール/ポケモン/FF/ドラクエ/Fate
ジブリ/コナン/ドラえもん/アンパンマン/君の名は。/仮面ライダー
ゴジラ/ヤマト/七人の侍/007/ジャンプ/マーベル/ディズニー
スター・ウォーズ/スター・トレック/エイリアン/ターミネーター
●以下、「はじめに」より
IPは単年度のヒットで終わるのではなく、10年、20年というスパンで収益を生み出し続ける可能性を秘めている。だからこそ、作品を生み出す側は「どう作るか」だけでなく、「どう育てるか」「どう残すか」という視点が不可欠であり、戦略性が求められる。これからのエンタメビジネスでは、「面白いものを作る」だけでなく、「これはIPになり得るか?」という視点を持つ姿勢が求められているといえる。
持続するIPには、メディアの違いやパターンを超えて、コンテンツとしての魅力を支える要素が存在している。それが「ストーリー」「キャラクター」「世界観」である。この3つの要素とIPの持続性を結び付けて、「ストーリーIP」「キャラクターIP」「世界観IP」という捉え方をすると、過去の名作や大ヒット作などに対する見方が変わってくる。
●目次
第1章 永久不滅のIPの条件
第2章 ストーリーIP
第3章 キャラクターIP
第4章 世界観IP
第5章 『ガンダム』の軌跡
第6章 ジャンプvsマーベル IPモデルの日米比較
第7章 100年続くIPになるために
解説 ストーリー作りの基本