不寛容な人とは
厳しい人ではなく、残酷な人――。
ニーチェ、フロイト、フロム、セネカ…
先人たちも「不寛容」と闘った!
すべての人間関係に効く
許せなさの謎解きと、寛容でいつづける手段を
「やさしさ」研究の哲学者が説く。
あなたはこれまで、どれだけの人を傷つけてきましたか?
同時に、どれだけの人にあなたは傷つけられてきましたか?
誰もが仲良く、穏やかに暮らせるなら、それが一番いい。
職場の人、家族、友人、見知らぬ人たちとも摩擦なく、
相互に思いやりをもって楽しく暮らしたい。
でもこれ、ほとんど無理だと思いませんか?
もしこれが実現できていれば、戦争なんて起きませんし、
いじめも、殺人事件も、妬みも恨みも、言い争いも、
裏切りも起きないはずです。
寛容の難しさの裏にあるのが
自分から「何かが奪われている」感覚。
奪われている感覚を超えて
寛容を発揮する方法を手に入れる
あなたのための寛容の本です。
【目次より】
はじめに 「奪われている」感覚の向こう側へ
1章 寛容とは何か
「与える」は力であり技術
・不寛容さが増長している
・「もし自分が帝王だったら」から始める
2章 寛容へといたる道「帝王学」
「与える者」のふるまい
・「厳しさ」と「寛容」は両立する
・コミュニティは「自分の身体」である
・寛容の反対は「残酷」である
3章 寛容は「世界」を広くする
心の大きさは「知る世界の大きさ」である
・「文化」が寛容を育んでいる
・知るほどに寛容さは増す
4章 寛容を実践する
具体的手段としての寛容
・わからないものにこそ寛容を発揮する
・「正しい怒り」との向き合い方