教育書コーナーで永久に残るべき一冊。
11刷の大名著、待望の増補新装版!
特別支援学級の担任を長く務め、分離教育の横行する学校で「共に学ぶ」を追求してきた教師の名著(11刷)の増補新装版。学級、学校、そして社会の記録。差別される側にとって、学校や社会がどのような場所であるか、子どもたちとの学習や対話を通じて浮かび上がらせます。国連から「インクルーシブ教育推進」の勧告を受けても、依然として分離教育がなくならない日本。子どもに障害があって進路に困っている親、いわゆるグレーゾーンの子どもとのかかわりに悩んでいる教師や学校関係者を中心に、いま、あらためて読み継いでほしい一冊です。
「能力に応じて」分ける社会の根っこにある、特殊学級。
差別からは、かならず分けられたひとが生み出されるが、
そのひとたちもまた、私たちの社会を見つめ返している。
【主要目次】
● まえがき――子どもの言葉をきく
● ふり分けをこばむ子どもたち――問題は普通学級にある
● 一緒がいいならなぜ分けた――特殊学級の中から
● 重度にすれば雇ってくれますよ――進路をめぐって
● ひたむきに生きた一生
● 特殊学級を卒業したのだから障害者です
● 共に働く子どもたち
● 進学をめぐって
● オール「1」でもいいから普通の通信簿が欲しい――普通学級で学ぶ子どもたち
● 障害児狩りはいまも……
● 0点の教科からもたくさん学んでいます――特殊学級から普通中学へ進んだMさん
● Yくんは英語が好き
● 春ちゃんばかり車いすでずるいよ
● 共に学ぶことを支えるらんがく舎
● 普通学級を卒業して
● いいところ探しはやめよう――勉強会をやめるの弁
● 共に生きる教育をめざす年表