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「生きていても、いいことなんて、これっぽっちも自分には巡ってきやしない。」
苦しみの森に迷い込み、自分自身を見つめながら、それでもその先へ進もうとする。
「私は、なんで生きているのだろう」
もうこれで終わりにしたいと願っているはずなのに…
本書は、「老いぼれた猫」「明日生まれる」「穏やかな雨の朝は」「心の中に棲みつく魚」「苦悩」「涙」「扉」「この世の恵み」など、三十三篇を収めた詩集です。
日々の中で感じる苦しみや哀しみ、心の揺れ、絶望、社会への怒り、諦め。
そしてそこから生まれる気づきや希望。
言葉になる前の感情をすくい上げるように、一篇一篇の詩が綴られています。
私はどこからやってきて、どのように作られ、これからどこへ向かうのか。
老いぼれた猫が「私」に教えてくれたものとは…。未来への希望とは…。
苦しみの森から抜け出すために、「君」の心が自分自身を見つめる一冊となれば幸いです。