イグアナの登場回数を考えると、このストーリーはロマンスよりも、イグアナと彼との共生生活における問題点について、が、タイトルにふさわしく思える。
ありがち展開にアクセントをつけたのはイグアナの功績。
彼のお取り巻きの女性たちのかつての
相手から何かをうつされることを案じるなら、すでに時遅し、ではなかろうか?
むしろ、ヒロインが最終の「伝染先」となってしまう。
なんだか、コトの成り行きがスッキリしない。
バージン云々はわからなくもないが、彼のヒロインとのやり取りも、迷いと思い切りの中での葛藤がコマ数が足りない気がしてしまう。なのに、その壁を破るときの二人の行動に、それまでのウロウロしていた悩みの経緯が簡単に乗り越えた、みたいな肩透かしを覚えてしまう。
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