かつて歴史に残る、超有名お耽美漫画がありまして、その作中主人公の美少年が雪中慟哭する、「憎しみで人が殺せたら…!」の名台詞は今に残る名文中の名文。
こちらの作品の叔父様も、甥が自分に寄せる恋心を知りながら寄せ付けまいと頑張っておられるが、
いかんせん押しに弱過ぎる(笑)第一に「禁断」の匂いがしない。叔父・甥共に色気が足りない、緊迫感が足りない、ときめきも切なさも足りない…と思うのは、そもそもページ数が足りな過ぎるからでしょう。しかし躊躇う千晴の臆病さはリアルで、これはこれでよかった。っていうかやっぱハピエンは読んでても気楽(笑)
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