短編7話入り。160p。
1話目「春なのに」・2話目「あこぎなたましい」・3話目「さわやか」・4話目「あたたかいところ」・5話目「タオヤオ」・6話目「ぎゅんぎゅんのこころ」・7話目 表題作「ピクニック」
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雁須磨子先生4冊目
に本作を読んだ。
枠が〔ヒューマン・サブカル〕とあり、心得てましたがなかなかでしたねぇ(笑)おもしろくないわけではない。非常にポップ。
1話目「春なのに」イケない関係だわw、2話目「あこぎなたましい」BL
これは分かりやすい、3話目「さわやか」ヒューマンだわぁ。
……他は何ともサブカルーーって感じでしたね。『考えるな、感じろ!!』(←主観)
7話目「ピクニック」…これを読んだら前のお話が全部吹き飛ぶくらいのインパクト。
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2000年前後の作品(最終ページより)なので、先生の初期の作品たちかな。調べたけどソレはイマイチ分からず。因みに先生は2学年下でした(ぐーぐるヨリ)。なので20代後半に描かれたようです。
登場人物に共感して楽しむってわけじゃないけれど、なんか読めてしまう魅力がある。
そんなに見せちゃっても良いの?っていう個人(須磨子先生自身)の頭の中に当時あったであろう作品の構想を、生々しくストーリーとして表現されている印象。大筋に迎合しない感じ。ちょっと苦くて青くて鋭利な感じの。…いやぁ、サブカルってそういう側面がありますよね(たぶん)。かと言って決してグロ過ぎではないのですよ。
、、約23年前に描かれた作品を20数年前にサブカル(漫画じゃないけど)にまみれて過ごした一読者が読んだ感想でした。
あと、絵柄も今とだいぶん異なるので、須磨子先生ファンの方はその点も楽しめるのではないでしょうか?
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