「早く灯を本物の姐さんにしたい」 ――薄井灯(うすいあかり)は、人違いで悪蛇組(わるだくみ)に拉致され、跡目を継ぐため若頭スミレの“姐(あね)さん”に仕立てられてしまう。だまされて借金を背負わされ、悪蛇組と対立する凶刃会(きょうじんかい)に追われる身の灯は、日々強くなるため修行を続けていた。そんな中、凶刃会の会長・鬼龍克雄(きりゅうかつお)の義妹・若菜(わかな)が、ヤクザの世界に嫌気がさし脱走。逃げ込んだ先は、まさかの悪蛇組?身元を隠したまま、灯らと共同生活をすることになった若菜は、灯や組員たちの優しさに触れ、閉ざしていた心を少しずつほどいていく。ある夜、灯とスミレの営みを見てしまった若菜。昂ぶる気持ちを抑えきれず……?