「幽霊といじめはとてもよく似ている、どちらも見ようとしなければ気づかない――」転校生の犬上黄泉香は田舎の高校に転校して「いじめ」の洗礼を受ける。いじめに気づいてくれた教師・水沢先生から、この町は異様で陰湿で怖い禁忌がやたら多く、神隠しが多いことを聞く。例えば決して振り向いてはいけない「置いてけの道」。振り返れば何かに連れて行かれてしまう。陰湿ないじめとしてわざとこの道を通らせることもあるという…(40P)(この作品はウェブ・マガジン:ホラー シルキー Vol.3に収録されています。重複購入にご注意ください。)